ブログ「もみじ市民ホール」
お葬式あれこれの記事

事前相談

2020
12/07
葬祭部の門脇です。

現状山南町では事前相談にこられる方の割合が少なく感じます。自分が前にいた加西や日高では葬儀をされた30~40%の方が事前相談にこられています。それでもまだまだ都会に比べれば少ないほうかもしれません。やはり事前相談に対して抵抗がある方が少なくないのも現実です。頑張っている横で死んだあとの事は考えたくないと思われる方もおられると思います。

しかし、事前相談にはメリットがすごく有り、まず一つに落ち着いた状態で葬儀の事を決めることができる事にあります。どうしても亡くなってからでは時間の短さや気が張っていることもあり冷静な判断ができない為、思っていたことと違うかったり金額が高くついてしまったりと後で後悔されることもあります。
どの葬儀社もですが、広告やHPに書いてあるプランの金額だけでは葬儀をすることはできす、そこからオプションが付き金額が決まります。
なので事前相談で落ち着いた状態で一度生前見積りをされることによって詳しい金額が知る事が出来、本当にこれは必要なのか?など不必要な出費を抑える事ができます。

その他には相談の際には葬儀で必要な物であったり亡くなってからの動きなども説明していただける為いざという時も余裕ができます。
後は大体の葬儀社には会員制度があり入会金は葬儀社により色々ですが、入会金以上にお得に葬儀を行うことが出来る特典がついています。
もしどうしようか迷われている方がおられましたら気軽に一度事前相談に来ていただくことをお勧めオススメいたします。

友引人形

2020
11/30
葬祭部の義積です。

冠婚葬祭を行う時「大安」や「友引」といったいわゆる「六曜」を気にされる方がいらっしゃいます。私が若かりし頃の結婚式は「大安」がほとんどで、人気の結婚式場は埋まってしまったり、反対に仏滅の日は結婚式が少ないので結婚式場の策で結婚式が安価でできました(最近は分かりませんが)。

葬儀を行う場合も「友引」を気にされる方がいらっしゃいます。友引はもともとは「共引」と書き、何をしても勝ち負けがない日、「両者共に引き分けの日」とされていました。朝晩は吉で、昼は凶とされています。また「友を引く」という意味としても捉えられています。この日に葬儀を行うと、亡くなった方が親しい人を連れて行ってしまう」という説があります。そのため、この日に葬儀を行うことを気にされる方がいらっしゃいます。そのような場合は、日をずらしたり、開式時間を遅らせたりします。

最近は気にする方は少なくなりましたが、気になるようでしたら、昔から「友引人形」とよばれる物を身代わりの人形として、棺に入れるこもあります。

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喪中

2020
11/27
葬祭部の杉上です。

お知り合いの人が喪中の場合、お祝い事やあいさつなど色々と気を遣いますね。逆に自分の事となると、どうしたらよいか迷うことも出てくるかもしれません。

基本的に喪中の間(忌中を含む)は、新年をお祝いする料理であるおせちは食べない方がよいです。ただし、四十九日法要が終わって忌明けになっていれば、食べても構わないというのが一般的な認識になっています。
そして、喪中におせちを食べる際には、故人に配慮して気を付けたいポイントがいくつかあります。まずお祝いを意味する紅白の食べ物や鯛、伊勢海老などは避ける様にし、おめでたさを演出する重箱は使わずに、お皿に盛って、祝い箸は使わない方が良いでしょう。

他にも年越しそばやお雑煮など、年末年始特有の食べ物ですが、お雑煮は元々高級な食べ物として用いられていましたが、現在では一般的な食べ物として浸透しているので、喪中でも食べても問題は有りませんが、おせち同様に豪華にお祝いの雰囲気を出すことは避けた方が良いでしょう。年越しそばの由来は諸説ありますが「長いものを食べて健康と長寿を願う」「1年間の訳を切り落とす」という意味合いで食べるものとされていて、新年を迎えるお祝い的な意味は含まれていないので、喪中でも気にせずに食べれます。

身内の不幸は遺族にとってデリケートな問題です。おめでたい正月を穏やかに過ごすには、喪中ならではの過ごし方を家族と話をしたほうが良いかもですね。


遺影写真

2020
11/23
葬祭部の門脇です。

遺影写真は後々まで残るもので、ずっとその写真を飾っていくことになります。また、限られた時間の中でどの写真で作るかを決めなければいけません。葬儀となると他の事もしないといけませんので大変です。葬儀の準備として事前に写真屋で撮影しておくこともひとつです。もしくは、事前に数枚の候補を決めておくこともよいかもしれません。
 写真を決める基準は、親指サイズ程の顔の大きさがあると、ぼやけたりせず綺麗に映ります。今は着せ替えだけでなく、ある程度の修正ができます。要らない部分を消す、服の襟を直す、髪を増やす、口角を上げる事もできます。しかし、修正を加える過ぎると違和感が出てくることもあります。着せ替えの合成をした場合、普段着られないような服であると、どうしても違和感が出ます。普段着であっても、故人様らしさが感じられる写真が一番です。
 故人様が普段写真を撮られる機会が少なく写真が無いという場合は、運転免許証などの証明写真で作ることもできます。また故人様が老人ホームやデイケアなど行かれているようであれば写真が施設などに大体はあります。
 携帯電話のカメラ機能で写真を撮る事も多くなりましたので、ご家族がお話しながら撮影されたものであれば、リラックスされた表情の一枚が撮れるかもしれません。
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お迎えの時

2020
09/26
葬祭部の義積です。

あるお寺様が、法話で二冊の本をご紹介されました。「お迎え体験」「お迎えされて人は逝く」という本です。実際に「お迎え体験」をされた方の体験が書かれています。患者さんが体験された内容を、緩和ケア医が書かれたもので、心霊的な怖い内容ではありません。

亡くなる意味を「お迎えに来る」と言うことがありますが、人が亡くなると仏教では、阿弥陀様がお迎えに来られるといわれています。しかし、この本には患者さんの夫や両親、親友やペットがお迎えに来た体験が書かれています。枕元に立った、話しをした、夢に出てきたなど。それも一人の場合や、大人数の場合もあります。

私も先に亡くなった生前繋がりのあった人がお迎えに来るという話を聞いたことがあります。亡くなった母の時は、きっと母の両親やお姉さんが来ていると思いました。父の時は、父の両親や先に亡くなった母が来ているだろうと想像していました。きっと「久しぶりやな。」なんて会話しているのでは・・と。 

亡くなる時は、一人で旅立つのは心細く、大切な人に会えなくなると思うと寂しいです。しかし、知っている誰かが見守り手を引いてくれるのなら、心強いはずとお寺様がおっしゃっていました。
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