ブログ「もみじ市民ホール」
2020年10月の記事

神葬祭

2020
10/25
葬祭部の杉上です。

先日、神道の葬儀の担当をさせていただきました。

仏式の葬儀でもお供え物はいたしますが、神道の葬儀において、お供え物は欠かせないもので、神式葬儀をする場合には特に大切な準備の一つです。

神道において神様に献上する食事の事を「神饌(しんせん)」と呼びます。この神饌が神様に対するお供え物の中心です。お供え物の神饌としては、基本的には調理または加工したものではなく、素材そのままをお供えします。例えば米であれば、炊いたものではなく生米のままで供えられます。

基本は、お酒・米・水・塩で、さらに海の幸・山の幸・果物や野菜・乾物類などが祭壇にお供えします。

他にも仏式と違うのは祭壇に神鏡(かがみ)が置かれることと、焼香の代わりに玉串奉奠が行われます。玉串とは、榊の枝に四手という紙片を下げたもので、神の霊が宿る依り代とも言われています。

仏式葬儀の焼香、神葬祭の玉串奉奠と形式は違いますが、故人への哀悼の意を表すために行うという点は同じです。1番大事なのは「故人へ気持ちをむけること」です。

仏壇の中

2020
10/15
葬祭部の広田です。

たまに、本当にごくたまにですが仏壇の中にご本尊が無いお宅があります。脇尊(ご本尊の左右にある掛け軸など)が無いのはまだよいのですが(本来はよくないですが、、、、)ご本尊がないとなると、その仏壇の中に仏様がいないことになってしまいます。せめてご本尊はお祀りしましょう。また用意する時には宗派によってご本尊が違いますのでご紹介します。天台宗(阿弥陀如来もしくは釈迦如来)、曹同宗(釈迦如来)、真言宗(大日如来)、浄土宗(阿弥陀如来)、浄土真宗(阿弥陀如来絵像)、臨済宗(釈迦如来)、日蓮宗(曼荼羅)は必ず祀るようにしましょう。脇尊も宗派ごとによって用意するものが違いますので、ご準備されるときはしっかり調べてから用意しましょう。
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各自治会とお寺様

2020
10/14
葬祭部の広田です。

山南町はだいたい自治会ごとに菩提寺が決まっています。〇〇自治会なら〇〇宗の〇〇寺ですといったように。もちろん当てはまらない自治会や家もあります。よく葬儀の時に親族の方が集まって喪家の方に様々なアドバイスをされますが同じ自治会で同じ菩提寺の場合とてもありがたいアドバイスになりますが、住んでいる地域も菩提寺も宗教も違う方の発言は時に喪家を惑わせる原因となる事もあります。気持ちはありがたいのですがそういう時は喪家からアドバイスを求められたときに「うちの方の地域ではこうだよ」や「〇〇寺さんの場合はこうだよ」と答えてあげるのが一番親切だと私は思います。いくつか自治会や菩提寺ごとに違う点を紹介すると、枕経を行わない、病院や施設から家に帰ってこられたときに最初から北枕にする、通夜式を行わない、初七日をその日のうちに行わない、公民館受付がある、自宅留守番がある、自宅受付があるなどあげていったらきりがありません。私共はありがたいことに山南町内の葬儀のほとんどを任せていただいておりますので、各自治会の風習やお寺様の決まり事をあらかた把握しております。安心してお任せくださいませ。
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