ブログ「もみじ市民ホール」
2011年5月の記事

葬儀屋日記3.

2011
05/28
私がこの仕事に入って約5年、その間沢山の葬儀をお世話になりました。
その中でも、107歳のおばあちゃんの葬儀を担当させていただいた時のお話です。


お昼ごろに葬儀依頼の電話が入り、スタッフと共にお迎えに老人施設へ伺いました。
施設よりお家にお連れしドライアイスをスタッフに任せて打合せにはいりました。
診断書を拝見させていただき年齢を確認すると、明治30年代のお生まれ。
普段持ち歩いている年齢の早見表をみても書いてなく指で数えながら年齢を確認しました。
すると107歳丹波・篠山での最高齢者と言うことで、お家の方々もお祭りだからと言われ、悲しい葬儀より
にぎやかに送って挙げたいといわれました。
喪主様も80歳台でお孫様が50歳代でひ孫・玄孫と親族だけで約70名
祭壇をお選び頂き遺影写真を預かろうとしたらなんと100歳のお誕生日のお写真がでてきました。
にこやかなoお顔のお写真でしたので早速着せ替えや背景の色をお伺いして作成
そして追悼ビデオのお写真のお話をして1回目の打合せ終了。

事務所へ戻ったのが夕方遅いお昼ご飯を食べて、上司に内容を報告してもう一度お家へ伺ったところ
家の中が騒がしく慌ててお家の中へ、すると1枚の写真が・・・
なんとおばあちゃんの赤ちゃんの時の写真が有り、一同が騒がれていました。
その写真も使い追悼ビデオの作成を依頼して1日目終了。


2日目
19時からの通夜の準備をしに会館へ
浄土真宗なので花は白基調で賑やかに飾って下さい。
と花屋さんに注文をつけて到着時間の確認(毎回注文を付けているからお礼言う為)
昼過ぎと言うことで、他の準備をして花屋さんの到着をまちました。
花屋さんが到着してお礼をいうと
「注文される方がやり易い」と言われその言葉に安堵を見せて納棺へ
納棺終了ご移動
通夜の開式
親族のお食事とスムーズにながれました。


3日目
お葬式当日
会館へ直行し宿直と引継ぎをして世受けへ挨拶
故人様の状態を確認
すると、表情が違うことに気がつき喪主様に確認をしてもらい、化粧をやり直そうとおもった時
喪主様より、
「おばあちゃん笑ってるやん」と
その言葉で化粧も何もせず、式にのぞみました。
(硬直が取れて行き表情が柔らかくなっていました。)
初七日法要まで終了し後飾りも終わり挨拶をした帰ろうとすると、喪主様が出てこられ
「本当にお世話になってありがとう」
とおっしゃってくださいました。
担当者として一番疲れが取れる瞬間です
こちらこそ大事なお葬儀の担当をさせていただきありがとうございました。お世話になりました
と言って事務所へとかえりました。

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