ブログ「もみじ市民ホール」
2010年10月の記事

新米日記15(弔辞)

2010
10/20

弔辞用の椅子を式中に急遽準備しました。

実は私、初めてこの役をしました。
そして、大きな勘違いをしていました。

弔辞って祭壇に向いてされるんですね。

(そういえばテレビとかで有名人のお葬儀を見たとき
祭壇を向いてされていましたね。)

椅子を反対向けに用意しましたら、
即効ケンチャさんに小さい声で
「反対」って教えていただきました。
(きっとあきれられている事でしょう・・・)

そして、いざ弔辞を読んでいただく場面になると
マイクスタンドがお寺さま用の低いものしか近くになく
椅子に座って弔辞用マイクは私が手でお持ちすることになりました。

弔辞はゆっくりと読まれていきます。
想いが便箋にびっしり4枚!たくさん書いてあります。

最初は私もマイクをお持ちしながら、弔辞を読まれる方の
近くで心静かに聞いていましたが、便箋2枚目あたりから

腕がプルプル・・・・ 汗がタラタラ・・・

ちょっと後半は気持ちが自分の腕に集中してしまいました。
ごめんなさい。

本当に修行が足りません。
これも今夜の一人反省会の議題の一つに。

新米日記14(ケンチャさん)

2010
10/19

「ケンチャさん」とは通常のスタッフ以外の
お手伝いさんのこと。
先日、応援に来ていただきました。

このケンチャさんは様々な葬儀に赴き仕事を
こなしているベテランの女性です。
今回は弊社女性スタッフは私のみ(大丈夫?!)
なのでとても心強いスタッフです。

彼女達はとてもスマートに動かれます。
新米の私には、とってとても勉強になります。

さて今回の葬儀はいつもの「もみじ市民ホール」
ではなく村の公民館でした。

温室育ちならぬホール育ちの私には
いつもとなんだか様子が違います・・・

お寺さまはどこから入場か
焼香はどこから何基回すのか・・
ケンチャさんはスマートに動くのに
私の方は空回りばかり。
一生懸命なのですが、とってもギクシャク、バタバタ

改めて自分の未熟さが浮き立ちました。

とても悔しい気持ちになりました。
今夜は一人反省会です。

新米日記13(白いサラシ)

2010
10/18

今回私にとって
初めての地域のお葬儀に行ってきました。


葬儀が始まる前に祭壇を見ると
「白いサラシ」が準備してあります。

こっ、これはもしや?!

花入れの後、
棺の中央にサラシが巻かれます。
巻いた残りの部分はそのままダラリと余ったままです。

そして、葬儀会場から霊柩車までの短い距離を
お位牌、写真、骨壷に続き、
棺の後ろから残りのサラシを
親族の女性や女の子が持ちながら
ゆっくりと歩いていきます!

予感は当たりました!

確かこれは亡くなった人をたくさんの人に
偲んでいただく儀式「野辺送り」

昔はこのまま土葬したのですね。

実はこの風習、今も、お墓業界に残っています。

お墓を新しく建てた時、お墓の竿石(一番上の細長い石)
に白いサラシを巻きますが、そのサラシはこの野辺送りに
使ったものなのだそうです。

感動しました!
こんな所で見られるなんて!

まだ残っていたんですね。

新米日記12(最後の最後に・・・)

2010
10/14

葬儀の司会をやりました。

緊張しながらも順調に式が進んでいきました。
お別れの式も終わり残すは出棺のみになりました。

(ここからは今朝まで練習したので原稿を見なくても大丈夫)
と思い大きな声でマイクを通し

「○○様ご出棺!!」

無事に個人様、ご親族様をお見送りをした
直後参列者の方から指摘がっ!

「○○様やないで、△△様やで~」

血の気がひきました・・・・
ああ、やってしまいました・・・

そして肝心の霊柩車は行ってしまった。


後でご遺族の方に謝罪に行くと
「自分だって色々失敗がある」
と言っていただきました。

許していただきましたが
大変申し訳ありませんでした。

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