ブログ「もみじ市民ホール」
2018年3月の記事

ご先祖様の大切さ

2018
03/30
葬祭部の広田です。

私事ですが先月の15日に父方の祖母が亡くなりました。
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近くには住んでいましたが会いに行ったりはほとんど無く、どちらかというと可愛がってもらったのは
祖父のほうだったなという印象があります。
しかしこの仕事に就いてから身内が亡くなるのは初めての出来事で
思うところがたくさん有り、同時に悲しい喪失感も生まれました。
少ない思い出でしたが話した内容もその時に思い返すことができました。

祖母が祖父と出会って父が生まれて、父が母と出会って私が生まれて、
きっとこれから祖母の血を受け継いでいく子孫が何十人、何百人と増えていくのでしょう。
そう考えると出会いや巡り合わせやタイミングってよくミュージシャンが使う言葉ですが
「奇跡」なんだなと思いました。
その奇跡を繋いでくださったご先祖様に感謝しながら毎日を過ごし、
お墓参りでもちゃんと手を合わせるようにしましょう。

生前葬

2018
03/15
コマツ(小松製作所)元社長の安崎暁(あんざきさとる)さんが「生前葬」をされました。生前葬とは名前の通り生前に葬儀をすることです。安崎さんは開催の動機について「死んでから葬式や偲ぶ会をやってもらうのは本人がいないからピンとこない。人間の最終段階の過ごし方は個人個人違うと思う。自分の健康状態と病気、80歳という世間的には(これぐらいでいいか)という年齢を考慮して、感謝の会をやりたいと思いました。」と言われていました。

会場の受付には「会社仲間」「大学同窓」「故郷」などと所属別に分けられ、顏見知りが久しぶりに会い、会話が弾み楽しい会だったそうです。「人生で巡り合えた人にありがとうと言えたことに満足している。」と新聞の取材で答えていらっしゃいました。

生前葬では、このようにお世話になった家族・友人・知人を招いて、直接感謝の気持ちを伝えることができます。 一般の葬儀なら本人には写真や棺の中の顔を拝見することはできても話す事はできません。まだまだ一般的な方法ではないので、参列する方への配慮が必要や親族の理解と同意を得ておく必要があります。

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袈裟

2018
03/09
葬祭部の広田です。
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今回のお話はお寺さんの袈裟についてです。
袈裟とはお寺さんが着ている黒と黄土色の衣服の事です。
語源はサンスクリット語で「濁色」を意味する「カシャーヤ」を音訳されたものです。
お釈迦さまの時代、僧侶は使い道のない捨てられた布を縫い合わせて、身にまとっていたようです。
糞掃衣(ふんぞうえ)すなわち「糞をぬぐう布でつくられた衣」ともいわれ、衣服に対する執着や、ねたみの心をなくすためにそのような粗末な布を使ったとされています
当時の僧侶は修行に専念するため最低限の物品しか持つことが許されておらず、三衣一鉢(さんねいっぱつ/三種の衣と托鉢や食事用の鉢)を最低限の所有物として日々の生活を送っていました。
仏教が北方に伝わるとともに、寒さを防ぐため下衣を着用するようになり、その様式が変化していきました。
また、儀式用に刺繍などの装飾をほどこされたきらびやかな袈裟も生まれました。
様式の変化はあるものの、方形の布を縫い合わせてつくるという袈裟の起源は、お釈迦さまから2500年を経た現在も大切に受けつがれています。

香典辞退

2018
03/07
葬祭部の奥川です。

知人のお宅が葬儀をされました。そのお宅は、商売をされているのことも有り、お通夜で300名、葬儀で150名と、沢山の会葬者が来られたそうです。葬儀費用もかなり高く付いたそうで大変だったそうです。また香典を辞退されていた為、香典収入が無く後悔されていました。
 
 香典を辞退される方に辞退の理由をお聞きすると、香典へのお返しが大変、地元に誰もいなくなるので後々の付き合いができない、など様々な理由があるようです。この気持ちはよく分かります。
 
 しかし、今までその自治会の中でおつき合いをされ、同じ自治会の方にご不幸があれば、少しでも助けになろうと香典を出された事は事実です。その為、「香典をいただくことは、その自治会の一員である証」という風にも考えられるのかもしれません。
 
 kouden_gokouden.pngいくら「香典辞退」と言ってもお香典をもって参列に来られる方は必ずいらっしゃいます。お断りしても、「私の気持ちだから」「今までお世話になったのに何もしないなんて駄目!」と多くの方が言われます。そして、強引に当家へお渡しになられる方もおられます。香典というのは単なるお供えではなく、故人が築いてきた信頼関係なのかもしれません。


絵心経

2018
03/05
葬祭部の杉上です。

先日、社長から面白いクリアファイルを頂きました。

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初めて見たのですが、思わず笑ってしまう絵です(*´▽`*)

「絵心経」は、約300年前(元禄時代)に現在の岩手県二戸郡安代町の善八さんが考えられ、東北地方の善男善女、子供達に教えひろめようとして、面白く分かりやすい絵に描かれたのが絵心経の始まりとされています。

お釜が逆さまで ⇒ まか
般若のお面で ⇒ はんにゃ
大きなお腹で ⇒ はら
農家で使われる箕で ⇒ み
田んぼの絵で ⇒ た
神社に奉納されておる神鏡で ⇒ しんぎょう

この絵をつなぎ合わせて ⇒ まか はんにゃ はら み た しんぎょう となります。

まだ、解明できていない絵もあるので、楽しみながら使いたいと思います。
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