ブログ「もみじ市民ホール」
2018年6月の記事

セミナーの講師をしてきました。

2018
06/28
葬祭部の奥川です。

谷川八区自治会の方よりご依頼を受けて、終活セミナーを行いました。セミナーの内容は、日本の高齢化の現状からエンディングノートの書き方です。

私は初めて皆さまの前で話をするので、大変緊張し、終わったころには汗だくでしたが、皆さん真剣な表情で聞きながら、時には笑いが出たり、うなづき、とても話しやすい雰囲気でした。

セミナーの中に出た自分の延命治療、病気の告知は、家族に任すのではなく、しっかりとご自身で希望を家族に分かるようにしてほしいといった事は皆さん納得された様子でした。

多くの方は「子供や、家族に任している」と言いながら、「迷惑をかけたくない」と思われています。かなりの矛盾が有ります。その矛盾をどうしたら取り除けるかを考えていただきました。そのためには、しっかり御自身のエンディングを考え、それをエンディングノートなどに残して頂く事が大切です。

八区自治会様、機会を与えていただきありがとうございました。

初盆

2018
06/26
葬祭部の杉上です。

四十九日を過ぎて、忌明け後に初めて迎えるお盆を「初盆(はつぼん)」
もしくは「新盆(にいぼん)」と言います。四十九日よりも先にお盆がくる場合は、翌年を初盆とします。

初盆は、亡くなった方が仏になって初めて里帰りすると言うことで、とても大切な供養のひとつとされています。

地域や風習・宗派によって初盆の準備は違ってきますが、仏壇の前に盆棚を作り、精進料理、野菜やくだもの、故人の好物、花などをお供えして、提灯を灯します。

盆棚とは、仏壇の前に飾る棚のことで精霊棚(しょうりょうだな)とも言われます。盆棚は机の上に真菰(まこも)のゴザを敷き、その上に位牌を並べたり、お供えをします。

真菰とはイネ科の大型多年草で、お釈迦様が真菰で編んだ寝床に冒認を寝かせて治療されてた、と言われていることから盆棚にしかれるようになりました。

盆棚syouryou.jpg


お供えする物には、それぞれ意味が有ります。故人様を想い、ひとつひとつ調べながら準備をするのもご供養になりますよ。

遺品整理

2018
06/22
こんにちは、義積です。毎日暑い日や涼しい日があり、なかなか体がついて行きません。みなさんも体調には気を付けてくださいね。

私は亡くなった父の大工道具を全て処分しました。自宅の物置には電動のこぎりや、カンナなどがたくさんあり、その一つ一つは、父が買い集めたものでした。無口な父は家の修繕箇所を見つけるとサッと直す人で、この道具で家を守ってきてくれました。亡くなって一年が過ぎ、やっと処分する事ができました。生きている時に父の物を処分することは、その人の生き方を否定するようで、どうしてもできなかったのです。

儀の後、亡くなった方の遺品を片付ける事はとても大変だとよくお聞きします。その物に思い出がありすぎて片付けられないという方もあります。故人が使っていた物は、第三者からするとガラクタかもしれませんが、遺された家族からすると道具を通して故人を思い出す大切な物です。その遺品を処分できる時は、心の整理ができた時かも知れません。

分達で整理できない方もいらっしゃいます。残された家族がご高齢や、遠方である事などがあります。最近はそのような方に「遺品整理」をするサービスがあります。整理の他、孤独死の部屋の清掃など特殊な作業もあります。業者により部屋の間取りなどで作業料金が設定されています。業者とのトラブルを避けるためにも事前に複数の業者から、見積を依頼される事をお勧めします。
20180622遺品整理.png

供える

2018
06/21
葬祭部の広田です。

最近もみじでお葬儀をされる方で、家族葬をご希望される方が増えてきました。
しかしこの家族葬の認識は、まだまだあやふやな所が多い様です。

打合せでお話を聞いていると 「家族葬でしたい。親族だけで、でも自治会内のお世話になった方には、会葬いただいても結構です。」と。 実はこの内容は、少しずれた打合せの会話になっています。

そもそも家族葬とは本当に近い親族、つまり喪家だけで行うのが家族葬です。親族の方にも会葬いただくのであればそれは「お身内葬」になります。さらに自治会の方にも会葬いただく場合は「家族葬」でも「お身内葬」でもなく、もはや「一般葬」です。
そして家族葬をご希望される際の注意点なのですが、故人様の知人関係、喪主様の会社関係の方々には「今回は家族葬で行います。香典も申し訳ないですが辞退致します」と伝えておかないと当日葬儀の日に、知らずに香典を持って来られるかもしれません。ありがたい話かもしれませんが、そのつもりで準備をしていないので、お返しやおもてなしが不十分になりかねません。失礼にならない為にも予めの連絡が必須になります。

亡くなられてから通夜、葬儀までは2.3日の時間しかありません。
お世話になった方への連絡やその他色々な準備を考えると時間は十分とは言えません。テレビなどでもたまに取り上げられていますが「終活」や「エンディングノート」に着目して供えておくのも、いざという時にバタバタしない方法の一つと言えるでしょう。

最期までお父さんらしく

2018
06/18
お久しぶりです。
葬祭部の奥川です。

先日お葬儀を、お手伝いさせた頂いた故人様
何でも自分で決められるお方でした。

私も何度かお世話させていただく事が有り、お話もよくさせていただきました。
その方がお亡くなりになられたと連絡を頂き、今回も担当として、ご縁をいただきました。

お家に伺いまず目に留ったのが、広告の後ろに書かれたメモ書きでした。
そこには、延命治療の事、葬儀の事、相続の事が、書かれおり、
葬儀の内容や、お寺さんの人数までも全て書かれておられました。
御家族とお話をしている時に
「自分の事まで、自分で決めて逝った」と
お話されていました。

前回は、故人様が喪主として色んな事を決められていましたが、
まさか自分の事まで、決められているとは思いもしませんでした。

御家族は、メモ書き通りにすることが一番の供養だとお話をされながら
通夜、葬儀を執り行われました。

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