ブログ「もみじ市民ホール」
2012年8月の記事

後悔しないお葬式

2012
08/30
私の父親は9年前に61歳でなくなりました。
そのときは、まだこの業界へ入っていなかったため、
葬儀ことは、全く知りませんでした。

先日、実家へ帰った時、母となぜか父の葬儀の時の話になりました。
私は湯灌(ゆかん)の話をしました。
今の湯灌とは、湯灌専用のお風呂をお宅に持ち込み、
頭から足先まで、綺麗に洗うことをいいます。

その話を聞くと母親は「してあげたかったと」とポツリと言ったのです。
病におかされ寝たきりになり、点滴だけでご飯も食べられ無かった父の
姿を間近で見ていた母だからこそ出た言葉です。

あの時は、私もそのような事が出来るなんて思いもしていませんでした。
ですから、何の疑問もなく、周りの言われるがまま喪主をしていましたが、
もう少し葬儀のことを知っていれば、あんなことも、こんなことも・・・
と思っています。

とは言うものの、何でもかんでも加えていきますと結構な金額になります。
送られる方と送り出すご家族の皆さんが、あとで後悔しないように
色んな提案を聞いてみて、いいと思うことをしていただきたいです。

okugawa


村八分と家族葬

2012
08/08
毎日暑い日が続いていますが、体調など崩されていませんか?
立秋もすぎ、ひぐらしの声も聞こえてきました。
暑さもあと少しですね。

さて、よく皆さんが使われる言葉に、『村八分』という言葉がございますが、
残り二分って何だかご存知でしょうか?

答えは、「火事」と「葬式」だそうです。

昔の話、日ごろは村づきあいから遠ざけられている人でも、
ひとたび火事が起こったら、みんなで火を消しました。

そして、その家に不幸があったときも、このときばかりは村の人みんなで
葬儀を出してあげたということです。

これが、村八分の後の二分です。

最近は家族葬が多いとテレビではやし立てています。
確かに家族葬は、親族以外の一切の弔問をお断りすので、
当日も慌しさも少なく、楽なようです。

しかし、ご近所のお世話になった方へのお礼も言えず、
あとあとになって、故人の親しい方がお悔やみに来られることを考えれば、
一概に家族葬がいいとも言えないような気がします。

田舎でお住まいの方は、ご近所が家族に近い存在です。
お葬儀の形も、先のことを考えてお選びください。


okugawa

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