ブログ「もみじ市民ホール」
2017年11月の記事

お手製の杖とメガネ

2017
11/29
葬祭部の瀬川です。

納棺の際にはお棺に入れてはいけない物が沢山あります。
鉄はもちろん燃え残ってしまうので入れてはいけませんし、プラスチックも溶けてお骨にくっついてしまうことがあるので入れてはいけません。
靴やお杖、メガネをお棺に入れてほしいと言われる方も結構いらっしゃいますが、斎場の決まりでお断りをしています。
木でできた簡単な杖とわらじの草履はご準備しているのですが、先日こんなことがありました。

故人様をお棺に納め、「入れてあげたい物を入れてあげて下さい」とお声をかけるとお孫さまお手製のお杖とメガネを持ってこられました。
お孫さまが故人様の為に、画用紙で作られたそうです。
おしゃれが大好きなおばあちゃんだったそうで、ピンクのお杖に黒ぶちの眼鏡を作られていました。
お孫さまお手製のお杖とメガネはきっと、おばあちゃんも天国で皆さんに自慢されていることと思います(*^_^*)

お寺さんの法話

2017
11/27
asobi_onigokko.png葬祭部の広田です。

もうすっかり冬になり、マスクをしている人をよく見かけるようになりました。
日本に訪れた外国人観光客の人達は日本人のマスク着用率の高さに驚かれるようです。
きっと日本人の予防意識の高さの表れでしょうね。

お通夜の時にお寺さんによってですが法話を頂くことがあります。
私からすると、とても有難く勉強になるようなお話ばかりです。
先日のお話は「死」についてでした。
よく「お迎えが来た」「死は誰にでも平等に訪れるもの」と言われますが、この表現だと「死」が向こうからやってくるように聞こえますが法話を頂いたお寺さん曰く「死は訪れるものではなく後ろから追いかけてくるもの」と言われました。
きっと自分の健康の為に食事を気を付けたり、運動したり、定期的に病院で診てもらったりはその「死」から一年、一ヵ月、一日でも長く逃げる為にやっている事なのでしょう。
私はまだ30代ですので普通に考えたらまだまだ「死」に追いつかれることはないと思いますが健康の事も全く考えずにいると、いつの間にかすぐ後ろに「死」が迫ってきているなんてことになりかねませんので今までは全く意識していませんでしたが少しずつ「死」から逃げる準備をしていこうと思います。


火葬許可番号

2017
11/24
皆さんは市役所で発行される、斎場の使用許可書、火葬許可書をご覧になられた事は有りますか?
許可書には、ご遺体のとり間違いが無いように火葬許可番号が割り振られています。
山南町なら "山○○番"、春日町なら"春○○番"という風になります。

先日お手伝いさせていただいたお家は、お誕生日の8月8日、88番をラッキーナンバーとして色々な所に使用されていました。
たまたまですが、火葬許可番号も88番でした。
市役所の手続きを私が代行で行かせていただき、許可書を発行してもらいお名前等の確認をしました。
そして普段あまり意識せずにいた火葬許可番号を見ると88番でした。
ご家族にお話をさせていただくと、「おばあちゃんが最後にプレゼントをくれたんだね」と言われました。
良い偶然に出会わせていただきました。

奥川

線香とロウソク

2017
11/22
葬祭部の杉上です。

葬儀後、忌明けまでの四十九日間はお線香やロウソクを絶やさないようにと説明させていただきます。お線香は仏さまのお食事の代わりになるとされていて、ロウソクの灯は道を照らすという意味があると言われています。

もう少し詳しくお話させていただくと‥‥‥

仏教でお香は、その場所を清め、自分自身を清めるために使います。また、お香は広くすみずみまで香りが届くことから、差別なく施しを与える仏さまの慈悲を意味しています。葬儀の際は、このような仏教的な意味に加え、お香には死臭を消したりする作用があることから、古代から欠かせないものであったと考えられます。そして亡くなると、現世から来世への死出の旅がはじまり、その間のお食事がお香であると言われています。

線香yjimage.jpg

ロウソクも仏教では大変意味深いものとされています。「光明とは智慧のかたちなり」とあるように、智慧とは仏様のことを表し、光は心の闇を明るく照らす象徴です。「亡くなった後はロウソクをたやさずに」というのは、「無事にあの世へ行くことができるための道しるべとなるように」という願いが込められています。

ロウソクgatag-00010785.jpg

現実には、安全の面を考えると四十九日間絶やさないというのは無理な話ですが、上記の意味合いを知っていただきたいです。

お葬儀をカスタマイズ~会葬礼状~

2017
11/20
葬祭部の瀬川です。

お葬儀というと、型が決まりきちんとしたイメージがありますが実は結構カスタマイズできる物があります。
今日はその内の1つ、「会葬礼状」のご紹介です。
最近は、「オリジナル会葬礼状」といい、定型文ではなくプロが喪家へインタビューし、世界に1つだけ!の会葬礼状をお願いされる方が増えています。
都会ではほとんどの方が「オリジナル会葬礼状」をされるそうですよ。
さて、ここまではブログでも何度か書いたことがあるので、ご存知の方も多いかもしれません。
意外と知られていないのが、会葬礼状の柄を選べるということです。
細かい所ですが、打合せの際には「おじいちゃんにこの柄は女の人っぽいなぁ」「おばあちゃんはやっぱり、お花がある物の方が良いね」と故人様の事を想いながら選ばれます。
故人様らしい柄の礼状に世界に1つだけの文面で会葬の方に想いを伝えるのも良いですよ!(^^)!
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