ブログ「もみじ市民ホール」
2017年7月の記事

実家の菩提寺

2017
07/31
『終活読本ソナエ』にて、家の宗教、宗派についての読者アンケートが有りました。

①あなたの家(実家)の宗教、宗派をご存知ですか。
 「知っている」65.7%
 「知らない」28.5%

②菩提寺はどこの寺かご存知ですか。またお付き合いはありますか。
 「知っており付き合いもある」41.9%
 「知っておるが付き合いはない」45.1%
 「知らない」12.9%

丹波市で生まれ育ち、その後も丹波市にお住いの方はお寺のことはご存知でしょうし、お付き合いもあることでしょう。しかし、学生の頃から地元を離れ、その後も地元以外で仕事に就かれた方であれば、葬儀や法事がなければ知る機会がないかもしれません。

『終活読本ソナエ』では、宗派を知らなかったために、トラブルに巻き込まれれることが有ると書かれています。例えば、ご子息が都市部にお住まいで、高齢のご両親が都市部で同居されて亡くなった場合、ご子息が宗派や菩提寺を意識せずに都市部で葬儀をし、いざ実家の墓地に納骨しようとしたところ、宗派の戒名ではないと分かり納骨できない、または戒名の付け直しが必要になった、ということが有ります。戒名は各宗派で教義上の理由付けが有りますから、どの宗派でも同じというわけではありません。

もうすぐお盆です。都市部にお住いの方も帰省されることでしょう。その時に聞いてみてください「うちのお寺さんどこか?何宗か知っている?」と。
知っておられたら一安心ですが、知らなかったら、この機会にぜひお伝えしてくださいね。

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杉上

死ぬ時に後悔する10個のこと。

2017
07/27
先日、死ぬ時に後悔する10個のこと、というリストを目にしました。
少し調べてみると、「10個のこと」のみならずに、「20個のこと」「25個のこと」・・・。沢山出て来ました。
「死」と「後悔」と付いているからか、どうしても気分が沈みそうなリストですが、読んでいると不思議と「後悔しないように生きよう」という気持ちになりました。

数ある「死ぬ時に後悔する〇〇個のこと」リストから、私がドキッとしたいくつかの項目をご紹介します。

・他人がどう思うか、気にしすぎなければよかった。
・もっと旅をすれば良かった。
・あれこれと心配しすぎなければ良かった。
・自分のやりたいことをやらなかったこと。
・趣味の時間を十分に取らなかったこと。

他人の目をあまり気にせず、行ってみたい所へ旅行に行き、あれこれ心配せずに自分のやりたいことをし、趣味の時間を沢山持ち・・・。
文章で読むと、自由すぎる気もしますが、多くの方が死ぬ時に「もっと自由に生きれば良かった」と後悔しています。
後悔の少ない人生を送る参考にもなるので、気になった方はぜひ検索してみてくださいね。


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瀬川

お盆

2017
07/24
もうすぐ、お盆の時期がやってきます。
皆さんお盆には、様々なお供えをし、ご先祖様をお迎えされると思います。

お盆のお供え物にも色々な意味が有ります。今回はお盆のお供え物の意味を少しだけご紹介します。

『茄子の牛・胡瓜の馬』
茄子の牛には荷物、胡瓜の馬にはご先祖様が乗り、お家へ帰ってくると言われています。
『迎え火・送り火』
帰路の目印として家の門口にてオガラを短く切り、丸めた半紙と一緒に焚きご先祖様をお迎えします。
『水の子』
茄子と胡瓜をみじん切りにして、洗米と混ぜ合わせて小鉢に入れます。餓鬼衆は火を恐れるので火を使わない料理や、やせ細った喉も通るように小さく刻むと言われています。
『盆提灯』
冥途の暗闇に迷わないように常夜灯を灯します。

地域や宗派により意味合いが異なることもありますが、一般的なものを紹介させていただきました。
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奥川

湯灌

2017
07/20
納棺の際に行われる『湯灌』をご存知ですか。

浴槽を用意し、温かいお湯にて亡くなった方のお身体を洗い清める儀式です。
現世での汚れや苦しみの一切を洗い清めるといわれています。また、人が生まれた時、最初に産湯に浸かるのと同じように、生まれ変わりの為の「産湯」の意味もあるともいわれています。

また、人は生前1日の終わりにはお風呂に入り、その日の疲れを癒します。お風呂に入って1日の汚れを洗い流すことで、気持ちの良い眠りにつくことが出来ます。湯灌は、このような生前の習慣を故人にも反映し、一生の仕事を終えて最後の癒しとして入浴させてあげるという思いやりの儀式でもあります。

他には、死後の体からは体液や血が流れだすことも有りますので、これらをきれいに流し、衛生的に保つという意味も込められています。

先日、お手伝いをさせていただいた葬儀のご家族は、故人様が温泉とお風呂が大好きだったから、と湯灌を選ばれました。元々、色白のきれいな故人様でしたが、温かいお湯で清められたお顔は本当におきれいで、安らかな表情をされていました。

病院で亡くなられた場合、看護師さんがきれいにしてくださいますが、自宅での最後のお風呂も良いものですよ。

杉上

介護予防勉強会

2017
07/17
先日、もみじ市民ホールで「第三回終活勉強会」を開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございます。
今回のテーマは「介護予防~老化を遅らせる為に、今日からできること~」です。

ケアマネージャーさんを招いての、勉強会でした。
ただ座って、お話を聞くだけではなく、手を動かしたり、口を動かしたり、頭を動かしたり...。と楽しく学べる勉強会となりました。

勉強会の内容を一つ、ご紹介します。
★認知症と物忘れの違い
「昨日の晩ご飯は何を食べましたか?思い出した人から手をあげて下さい。」
女性の方から順に手があがっていきます。男性の方はなかなか手があがりません。
「女性の方は、自分で作っているから意外と思いだせるんですよ~。お父さん、昨日何食べたか思い出しましたか?」
「...芋の煮っ転がし!」
こんなシーンがありました。
昨日何を食べたかな...。と考え、ヒントを与えると思いだせるのが、物忘れ。
昨日晩ご飯を食べたことを覚えていないのが、認知症だそうです。

部分的に忘れるのが、物忘れ。経験がごそっと抜け落ちるのが、認知症。
だからといって、「私のは物忘れだから大丈夫だわ!」と思っていると注意です。物忘れがどんどんと進んでくると、認知症につながります。

認知症予防には、朝起きて前日の事を書く「前の日日記」が効果的だそうですよ。
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瀬川
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