ブログ「もみじ市民ホール」
終活のお話の記事

パスワードが分からない

2021
09/30
葬祭部の義積です。 

「フェイスブックを退会したいけど、どうしたらできるの?」と知人に聞かれました。それなら私でも分かるかなとネットで調べると、図と文章で分かり易い説明が書かれていました。順調に進んで行きましたが、パスワードで手が止まってしまいました。知人にパスワードを聞いても「覚えていない。」と言われてしまい、結局退会することが出来ませんでした。

終活をするには財産や金融資産などに着目しがちですが、新しい整理二―ズに「デジタル遺産」があります。これはスマホやパソコン内に蓄積されている個人的なデータのことです。暗証番号やパスワードでパソコンを立ち上げたり、アプリなどの入会や退会をすることがほとんで、欠かせないものとなっています。このパスワードのおかげで盗難にあった時でも悪用されず安全に守ることができます。しかし、このパスワードのお陰で苦労する事もあります。持ち主がパスワードなどを伝えずにお亡くなりになった際、残された親族がその中に入っている連絡先などを見れずに連絡できなかった、ネット銀行など本人以外は分からないという事も起こります。生きている本人さえパスワードが分からなければ、残された家族はなおのこと分かる事はありません。

デジタルデータの整理をする場合には、普段から家族に分わかるようにしておくのも大切です。

computer_password_wasureta.png

最期の意思

2021
08/30
葬祭部の義積です。

タレントのロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが書かれた、彼のお母さんの記事を読みました。久仁子さんは昨年8月にガンでお亡くなりになりました。「何かあった場合、うちは延命治療はせん」と久仁子さんはガンが見つかるずっと前からと繰り返しおっしゃっていました。それでもガンが見つかった後は延命治療について何回もご家族で話し合いが行われたそうです。
 
ふと私は64歳で亡くなった従姉妹を思い出しました。従姉妹は胃ガンが見つかった時点で余命1か月の宣告を受けました。「もう十分幸せな人生だったから辛い抗がん剤治療をしたくない。」という本人と、一日でも長く生きて欲しいと願うご主人で意見が食い違い何回も話し合ったそうです。どちらの意思を優先させるかは難しいものだと思います。

田村さんは「延命治療を望まないことは、早く死にたいと思いがちですが、それは違う」と言われています。私もそれは終わり方の意思のひとつだと思うのです。家族会議をして、そのひとつを選択するということは、どちらかの意思を尊重したことになります。そうすることで、「お母さんがこう言っていたから、これで良かったんだ」と納得することができるのでしょう。

娘のために書き始めました。

2020
06/16
葬祭部 義積です。

緊急事態宣言が解除になり、少しづつですが以前の日常に戻りつつあります。まだまだ大丈夫という事はありませんが、3月~5月頃は本当に毎日が不安でした。コロナウィルス感染症になる事も不安でしたが、家族に会えないまま亡くなることも不安でした。

私は自分が死ぬのは、もう少し先かなと漠然と考えていました。しかし、今回のコロナウィルス感染の勢いは、もしかしたら私も明日感染し死ぬかもしれないと思いました。そうなると一番に思い浮かぶのは一人娘のこと。もし、急に亡くなったら、娘に伝えないといけない事が山ほどあるのに、何も知らない娘は途方に暮れると簡単に想像できます。そんな中で私はやっとエンディングノートを書き始めました。とりあえず保険や銀行など急ぐものから順番に・・。全て書ききれていないのですが、どうしても必要な事は書き終わりホッとしています。

最近私は、女優の財前直見さんが書かれた「自分で作るありがとうファイル」を読みました。この本も新しい形のエンディングノートです。イラストや書き方や難しい言葉の説明がふんだんにありとても分かり易いものでした。用紙がダウンロードできて、書き換えや入替自由の、まさしく自分でできるノートです。中には、「お母さんの味レシピ」までありました。その家だけの「お袋の味」は子供達に伝えていきたいお金では買えない大切な事です(私には娘に伝えるほどの料理の腕前はありませんが・・)。

どのような形でも、自分の元気なうちに残された者に伝える時間があるという事は貴重だと思います。

財前直見.jpg

終活の資格

2019
09/23
葬祭部の奥川です。

もみじホールの終活セミナーでお話させていただきましたが、何年か前に【終活カウンセラー】という民間資格をとり、色々な勉強会へ参加してきました。

また、カウンセラーの同期の方々とも交流しており、以前にもブログで紹介させていただいた【もしばなカード】を使った研修会及び同期会にも参加させていただきました。

そして、終活の知識を広めようと、また新たに終活の資格を取りに行ってきました。今回の資格は、何故終活をしないといけないの?からはじまり、保険や相続また医療のことまで幅広く学びました。(葬儀の事以外は全く頭に入っておりません(笑))
これから、そのあたりについてはしっかり勉強をしていきたいと思います。

終活についての御相談も随時承りますので、終活したいけどどうしたらいいの? 終活って何? 等ご質問が有ればご連絡ください。
また、終活セミナーの御依頼も承ります。

終活

2019
09/09
葬祭部の奥川です。

このブログの中でも良く出てくる 終活 という言葉。
皆さんも耳にされた事が有ると思います。
終活は沢山する事が有ります。
例えば葬儀の事。
遺影写真や、自身の葬儀について希望が有ればノートに書いたり、親族に伝えておく
相続・・・遺言書が有る場合は必ず伝えておく。
万が一自身が病気で寝たきりになった場合の自身の希望 等々
挙げていけばきりがないですし、終活が嫌になると思います。
私も今、終活の勉強をしていますが、専門外(保険・相続・介護)の沢山有る事柄と、法律のややこしい事柄で嫌になります。私が嫌になってはいけませんが・・・(笑)
私が、セミナーやお手伝いさせて頂いている方にお話させていただくのは、
「自分のできそうな所から始めて下さい」と、お話しています。
それが、旅行に行くと言う方や、美味しい者を食べるというかたもい居られます。
それでいいのです。
終活ってこれから始めて下さい。という決まりは全く有りません
十人十色という言葉もあるのと同じで、100人いれば100通りの終活の仕方が有ります。
これから終活をしようと思われていて、何から始めたらいいのか解らないかたは、相談に乗らせていただきます。
皆さんらしい終活をはじめてみてください。


1  2  3  4  5  6
葬儀を急いでいる。緊急で相談したい。何もわからない。お気軽にお問い合わせください。いざという時は24時間365日受付 0120-763-940 FAX:0795-77-2688 メールでのお問い合わせはこちら
メールでのお問い合わせはこちら