ブログ「もみじ市民ホール」
2020年9月の記事

お迎えの時

2020
09/26
葬祭部の義積です。

あるお寺様が、法話で二冊の本をご紹介されました。「お迎え体験」「お迎えされて人は逝く」という本です。実際に「お迎え体験」をされた方の体験が書かれています。患者さんが体験された内容を、緩和ケア医が書かれたもので、心霊的な怖い内容ではありません。

亡くなる意味を「お迎えに来る」と言うことがありますが、人が亡くなると仏教では、阿弥陀様がお迎えに来られるといわれています。しかし、この本には患者さんの夫や両親、親友やペットがお迎えに来た体験が書かれています。枕元に立った、話しをした、夢に出てきたなど。それも一人の場合や、大人数の場合もあります。

私も先に亡くなった生前繋がりのあった人がお迎えに来るという話を聞いたことがあります。亡くなった母の時は、きっと母の両親やお姉さんが来ていると思いました。父の時は、父の両親や先に亡くなった母が来ているだろうと想像していました。きっと「久しぶりやな。」なんて会話しているのでは・・と。 

亡くなる時は、一人で旅立つのは心細く、大切な人に会えなくなると思うと寂しいです。しかし、知っている誰かが見守り手を引いてくれるのなら、心強いはずとお寺様がおっしゃっていました。
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会館入り

2020
09/16
葬祭部の広田です。

病院や施設で亡くなられた方はそこから自宅へ搬送し、通夜式又は葬儀告別式の開式時間2時間前に会館に入るという流れが一般的になっています。ですが最近お客様の中で会館への直入りを希望される方が増えてきました。家が片付いていない、クーラーやエアコンが仏間にない、家にたくさん人が入られると困る、と理由は様々です。もちろん当会館には故人様を安置する場所がございますので利用していただければと思うのですが、その場合は別途料金をいただいております。だいたいどこの葬儀会館でもかかる費用ですし、会館によって料金は様々ですのでもし気になる方はお問い合わせください。合わせて葬儀の内容についてもご相談いただければ明確な見積もりも出せます。それによって費用についての心配事は軽減されるかと思います。ぜひご利用くださいませ。

何分間お供えするの?

2020
09/12
もみじ市民ホールスタッフの義積です。営業に回っていますと、稲刈りの姿をめにするようになりました。暑くて夏のようでしたが、少しづつ季節は秋を感じるようになりました。


最近はネットが普及し、さまざまな事を簡単に調べる事ができます。先日「もみじ市民ホールのホームページに葬儀のことならなんでもご相談くださいと書いてあったから」とお問合せがありました。

お問合せの内容は「仏様にお供えするご飯は何分お供えするのか?お寺様に聞くのはちょっと恥ずかしいから、遠方で全く関係ないけどネットで見たから」とのことでした。何分という答えは無いと思いますが、湯気は仏様のご飯と考えると、ご飯の湯気が下がる程度と答えました。納得されたご様子でした。

葬儀と関係ない気もするのですが、どのようなことであっても相談していただいて嬉しいです。いつでも気軽に相談できる関係でありたいと思います。

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遺影写真

2020
09/07
もみじ市民ホール スタッフに義積です。

ひと昔前の遺影写真は、男性も女性も喪服姿で、正面を向いたものがほとんどでした。しかし最近は、服装の変更、顔色を良くしたり、メガネを外したり、髪を現在の姿に近づけるための調整もできます。

遺影にする写真で、これだけは!という事があります。それはピントが合っていることです。どんなに加工技術が発達してもピントが合ってないと仕上がりが違ってきます。服装は別の服に加工もできますが、お気に入りの生前の服でも構いません。ポーズも必ず真正面を向いていないといけない決まりはありません。メガネや帽子などのトレードマークなどがあれば一緒にするなど、その人らしい遺影が一番ですね。

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夜伽

2020
09/04
葬祭部の杉上です。

「夜伽」

何と読むかご存じですか?

「よとぎ」と読みます。

夜伽(よとぎ)には、一晩中近くにいるという意味があります。かつてお通夜は、夜通しでおこなうものとされていました。ご遺体の近くで故人を偲び、線香やローソクの火を絶やさないように寝ずの番をしました。こういった風習に関しては、諸説あります。故人が寂しくないように、魔除け、あの世に行く道を照らす、死臭によって獣が集まって来ることを防ぐなどです。

今は夜通しで寝ずの番をされる方は少ないです。また、突然のことでお疲れでしょうから、巻き線香や24時間もつローソクを用意しますので、お布団を敷いてしっかりお休みください。





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