ブログ「もみじ市民ホール」
お葬式あれこれの記事

ご危篤を告げられたら

2021
11/01
葬祭部の杉上です。

医師の目から見て病状が良くなく、もう長くないと判断された時、危篤の連絡を受けます。危篤の状態になられてから2,3日の事も有れば、本人の生命力が強く体調を持ち直したり、医師に告げられた余命よりも長く頑張られることも有ります。

家族が危篤状態にある場合、臨終後の段取りについても考えておかなければなりません。臨終直後は大切な家族との別れによって、深い悲しみに襲われます。冷静な行動などが出来なくて当然です。それでも病院からは出なければなりません。望ましい形で家族を送ってあげられるように、早めに準備や段取りを考えておくことが大切です。

いざと言う時に病院からスムーズに出られるように、事前に信頼できる葬儀社が見つかっていれば安心出来ます。

危篤の知らせを受けたからと言って葬儀の相談なんてしたくないと、思う人もいることでしょう。縁起が悪いと思う人もいるかもしれませんが、その時の備えができていると気持の面で少し重さが変わります。

先日、葬儀のお手伝いをさせていただいた方が、施設に入所されているお母さんが食べられなくなったと知らせがあった時に、まず葬儀の事を思ったそうです。そして葬儀はもみじ市民ホールへお願いしようと決めておられたので、準備をしなければならないこと、施設で亡くなった場合のことなどを聞きに来られました。

聞いていたことで安心してその日を迎えることが出来たそうです。
どんなことでもかまいません、疑問に思っていることを相談にお越しください。

海外で亡くなった場合

2021
10/21
葬祭部の門脇です。

私が別の葬儀社にいたときのお話です。一度海外でお亡くなりになられた方のご葬儀を受けました。当時の私は入社して間もなく担当をできる時ではなかったので、担当のサブとして動きました。

お亡くなりになられた現地より日本まででの移動は、現地の業者で段取りをして頂きこちらは関西空港にお迎えにいきました。大きな木の棺のようなもの開けると、その中から鉄の棺あり、こちらを開け、故人様を葬儀社で用意した棺に移し替え、ご自宅まで搬送致しました。その後死亡届けを役所に提出して火葬許可書を頂くのは他とも同じなのです。しかし、書類が日本語ではなく翻訳文と一緒に提出する形は普段と違った点もありました。

海外でお亡くなりになられた場合、火葬するには2種類の方法があります。一つは現地で火葬し帰国する方法、もう一つは上記にも書いたように日本へ帰国後に火葬する形とあります。

現地で火葬する形が多くその理由は、日本へ搬送するためには100万~150万ほど費用が掛かるためです。日本へ搬送するために条件として、国際法で決まりのある納棺梱包方法があり、鉄の棺上から木材の棺に入れるため棺代が高くかかります。他にも諸々の手続きを依頼しないといけない為現地の業者に支払うお金、日本に到着しても、上記の棺では日本では火葬できない為、更に棺代、空港から自宅までの搬送代を払わないといけません。

また、必ず故人様には亡くなられてからご遺体を搬送するまでに時間がかかる場合や、日本まで遠い場合は安全面からドライアイスを使用できません。そのため、ご遺体に防腐処理(エンバーミング)を施さなければいけません。国によってはエンバーミングができない国もある為それが理由で帰る選択肢がない場合もあります。

日本で生活している私には縁のない話ではありますが、年々海外に出られる方が増えているのでもう少し手続きや国際法などややこしくなくし、費用も安くなるようになればと思います。

相談のおすすめ

2021
10/01
葬祭部の杉上です。

皆さんはご葬儀について、金額のことでも葬儀の流れでも事前に何か相談されたこと有りますか?

例えば、大切な方が来られる!という時は、事前にお店を下調べしたり、料理を試食したり、知人にお店の情報を聞いたりと、何かしら確認すると思います。要するに多くの方がその日の為に準備をされますが、ご葬儀の場合というと......

事前に相談をされてからご葬儀をされる方は多くありません。

前もって準備をしておけば、あの時こうしておけば良かった......というようなことを防ぐことが出来ます。

人生で1番最期の大切な儀式です。後悔しないために事前の相談をされることをおすすめします。

家族葬とはどこまで?

2021
09/18
葬祭部の杉上です。

家族葬を行う際に一番頭を悩ませるのは、声を掛ける範囲はどこまでかということです。

・故人が親しくしていた友人は呼んでもいいのか。
・親戚と言っても範囲はどこまでなのか。
・そもそも親戚を呼ばないと、どうなのか。

家族葬へ呼ぶ範囲については、明確な決まりは有りません。
一般的には故人から見て、両親、兄弟、子供やその家族といった"直系の家族"や親せきなどの"近親者"、また友人を呼ぶ場合は、故人と特に親しかった人となります。家族葬だからと言って家族しか参列できないわけでは有りません。

故人と深いつながりがあった方のみで、ゆっくり最後のお別れをするのが家族葬だと思います。

連絡すべきかどうか迷う親戚がいる場合の判断の基準は「故人が最期に会いたかったどうか」です。それでも連絡するか迷ったときは、トラブルを避けるためにもお呼びすることをおすすめします。

しかし家族葬には向き不向きが有ります。
社会的地位があり影響力が強かった方や、生前にご友人が多く、交流や外出も多かった方が家族葬で行うと、後から弔問に訪れる人が増えるため、ご家族の負担が大きくなります。一般葬や自治会葬で行い、葬儀日にお悔みを受けられた方が無難と言えます。

葬儀の打ち合わせの時に担当へ、故人がどんな方だったのかお聞かせください。適切なアドバイスをさせていただいた上で、最適なプランをご提案いたします。






愛着ある空間を遺影写真に

2021
09/07
葬祭部の義積です。

遺影写真は加工技術が進歩したこともあり、服を着せ替えをしたり、背景を変更することができます。また口角を上げる、髪を増やすなど細かい変更も可能です。背景はお預かりしたデータをそのまま使用する事もありますが、こちらでご用意した背景を選ばれることもあります。背景は様々なものがありますが、時にはゴルフがお好きだった方にはゴルフ場、お花がお好きだった方には桜の背景など昔に比べると選ぶものがかなり増えています。
 
当家の方がご用意された写真を背景にしたこともありました。故人様が長年お店を経営されていて、御遺族が店内を撮影されたものです。故人様の背景には、愛着ある店内が写っています。想いのこもった素敵な遺影写真になりました。

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