ブログ「もみじ市民ホール」
2021年9月の記事

パスワードが分からない

2021
09/30
葬祭部の義積です。 

「フェイスブックを退会したいけど、どうしたらできるの?」と知人に聞かれました。それなら私でも分かるかなとネットで調べると、図と文章で分かり易い説明が書かれていました。順調に進んで行きましたが、パスワードで手が止まってしまいました。知人にパスワードを聞いても「覚えていない。」と言われてしまい、結局退会することが出来ませんでした。

終活をするには財産や金融資産などに着目しがちですが、新しい整理二―ズに「デジタル遺産」があります。これはスマホやパソコン内に蓄積されている個人的なデータのことです。暗証番号やパスワードでパソコンを立ち上げたり、アプリなどの入会や退会をすることがほとんで、欠かせないものとなっています。このパスワードのおかげで盗難にあった時でも悪用されず安全に守ることができます。しかし、このパスワードのお陰で苦労する事もあります。持ち主がパスワードなどを伝えずにお亡くなりになった際、残された親族がその中に入っている連絡先などを見れずに連絡できなかった、ネット銀行など本人以外は分からないという事も起こります。生きている本人さえパスワードが分からなければ、残された家族はなおのこと分かる事はありません。

デジタルデータの整理をする場合には、普段から家族に分わかるようにしておくのも大切です。

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家族葬とはどこまで?

2021
09/18
葬祭部の杉上です。

家族葬を行う際に一番頭を悩ませるのは、声を掛ける範囲はどこまでかということです。

・故人が親しくしていた友人は呼んでもいいのか。
・親戚と言っても範囲はどこまでなのか。
・そもそも親戚を呼ばないと、どうなのか。

家族葬へ呼ぶ範囲については、明確な決まりは有りません。
一般的には故人から見て、両親、兄弟、子供やその家族といった"直系の家族"や親せきなどの"近親者"、また友人を呼ぶ場合は、故人と特に親しかった人となります。家族葬だからと言って家族しか参列できないわけでは有りません。

故人と深いつながりがあった方のみで、ゆっくり最後のお別れをするのが家族葬だと思います。

連絡すべきかどうか迷う親戚がいる場合の判断の基準は「故人が最期に会いたかったどうか」です。それでも連絡するか迷ったときは、トラブルを避けるためにもお呼びすることをおすすめします。

しかし家族葬には向き不向きが有ります。
社会的地位があり影響力が強かった方や、生前にご友人が多く、交流や外出も多かった方が家族葬で行うと、後から弔問に訪れる人が増えるため、ご家族の負担が大きくなります。一般葬や自治会葬で行い、葬儀日にお悔みを受けられた方が無難と言えます。

葬儀の打ち合わせの時に担当へ、故人がどんな方だったのかお聞かせください。適切なアドバイスをさせていただいた上で、最適なプランをご提案いたします。






愛着ある空間を遺影写真に

2021
09/07
葬祭部の義積です。

遺影写真は加工技術が進歩したこともあり、服を着せ替えをしたり、背景を変更することができます。また口角を上げる、髪を増やすなど細かい変更も可能です。背景はお預かりしたデータをそのまま使用する事もありますが、こちらでご用意した背景を選ばれることもあります。背景は様々なものがありますが、時にはゴルフがお好きだった方にはゴルフ場、お花がお好きだった方には桜の背景など昔に比べると選ぶものがかなり増えています。
 
当家の方がご用意された写真を背景にしたこともありました。故人様が長年お店を経営されていて、御遺族が店内を撮影されたものです。故人様の背景には、愛着ある店内が写っています。想いのこもった素敵な遺影写真になりました。

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焼香順位の読み上げ

2021
09/04
葬祭部の門脇です。

私が山南に来てからは今のところ一切ないですが、加西で勤めていた時はつい最近まで一般葬の際には焼香順位の呼び上げがありました。焼香順位とは親族の焼香の際に血の濃い方から順番に名前をお読みし焼香して頂く風習なのですが、兵庫県ではほとんどの所で昔はそれがありました。しかし、この焼香順位というものが一番葬儀において親族の間で問題になることが多い風習でした。焼香順位では基本こられる親族の名前を全員書くのですが、名前が漏れていたり、順番が間違っているとあとで喧嘩になる事が多く遺族の本心では出来ればしたくないというのが本音でした。なので「やめよう」という動きが加速し、どんどんされる地域が無くなっていったそうです。

私も葬儀の司会していたのですが、その際に焼香順位があるときはとても大変でした。
何度か名前をお読みしているときに家の方が司会のところに来て「思わぬ人が来ていた!」と名前を急遽入れてこられたり、その通り読んでいても名前が間違っているや、順番がおかしいと親族から言いに来られるかたもありました。焼香順位がある際は家の方だけでは不安なので、お通夜に本家の方など、親戚で一番年配の方に見てもらってくださいと重々お願いをしています。

社葬や会社の重役の方の式の際は今でも焼香順位はあります。特に親族よりも来賓の方など代表者の読み上げが多くそのほかに社葬では葬儀委員長の止め焼香などでお名前を読むこともあります。
他の地域にお葬儀に行くとまだまだ残っている所もあるかもしれません。もしその場面に出くわしたら家の方も本当寝れないくらい大変な思いをしてリストを作られているので順番や間違いは多めに見てあげてください!

寝ずの番

2021
09/02
葬祭部の広田です。

「寝ずの番」を聞いたことのない方でも「亡くなった方の傍でお線香を絶やさないように」ということは耳にされたことはあるかと思います。

では「寝ずの番」は誰がするのかというと、家族や近親者の方です。「えっ、じゃあ通夜の日は寝ちゃいけないの?」と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。今は8時間ほど使える巻線香がありますので、十分お休みいただくことは可能です。

しかし、お休みの際に気を付けていただきたいことがあります。まず、ロウソクは安定感のある物を使っているか、もしくは消したか。巻線香の周りに燃えやすいものは無いか。ちゃんと受け皿の上に巻線香が設置されているか。以上の点には十分注意してください。
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