ブログ「もみじ市民ホール」
お葬式あれこれの記事

平成最後の納棺

2019
05/02
葬祭部の杉上です。

先日、平成最後の納棺をさせていただきました。
とても男前のおじいちゃんで、お髭をそらせていただきキレイになったお顔を皆さんに喜んでいただけました。

納棺は、故人の身なりを整え棺へ納める儀式の事です。ただ単に儀式の一つとしてあるだけでなく、葬儀前に近親者だけで故人様と過ごせる大切な時間です。そして故人様のお顔をキレイにし、身なりを整えることで生前の故人の姿に近づけることで、ご家族の悲しみを癒すことができます。

新しい令和の時代も、ご家族の悲しみを少しでも癒すことが出来るよう、心を込めて納棺のお手伝いをさせていただきます。

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オリジナル会葬礼状

2019
04/04
葬祭部の杉上です。

葬儀・告別式に行くと必ずいただくものとして「会葬礼状」があります。

皆さま、いただいた礼状を読んでおられますか?

堅苦しいとまでは言わないですが、難しい文章で作られていて読もうにも読めない...全く読もうと思ったことがない...という方が多いのではないでしょうか?難しい文章からは、お亡くなりになられた方のことやご家族の思いは、文面からは伝わってきません。

最近のご葬儀では、お亡くなりになった方の個性を表現した祭壇や、思い出の写真を使ったメモリアルコーナーなどが増えてきております。

会葬礼状にも、お亡くなりになられた方の個性やご家族の思いを込めたものを作られませんか?

時間を指定していただき、専門のスタッフが直接ご家族様へ電話をかけさせいただきます。取材時間はおよそ5分です。お尋ねすることは...
☆在りし日のお人柄やお姿
☆頑張られていたこと
☆楽しまれていたこと
☆思い出の話
☆おかけしたい言葉
☆ご会葬者への感謝の気持ち   などです。

伺ったお話をもとに心温まる文章を作成します。

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お葬式の書類

2019
04/02
葬祭部の横田です。

お葬式をしようと思うと、書類があれこれでてきて、「どれがどの書類なのよ・・・」っていう事。ままありますよね。

たくさんの書類を抱えるのも大変だし、何の書類か分からずどこかへ行ってしまっては困るので、弊社でお葬儀の依頼をされた方には、書類箱をご用意いたしております。

死後のいろいろな手続きで大事な書類は、「死亡診断書/死体検案書」「火葬許可書」です。

死亡診断書もしくは死体検案書は、「いつ誰がどこで亡くなったか」を証明をする書類です。これが無ければ私たち葬儀社は、ご遺体に触れる事ができません。葬儀社でなくたって、死亡診断が出るまでは遺体に触れてしまうと「誰かが何らかの手段で人を殺して証拠隠滅したのではないか...?」という調査が入り、濡れ衣だとしても証拠が無ければ疑われる事もあります。
身内でなくとも病院以外で目の前で誰かが亡くなった場合は気が動転してしまいますが、まずは落ち着きましょう。

その他、この書類の使い道として、身内の方は、保険の資格喪失手続きや、相続手続き、免許証の返納手続きなどいろいろな場面で必要になります。死亡証明は住民票の除票でも構いませんが、死後5年を経つと発行手続きがややこしくなる場合があるので、身内が亡くなって今後必要になりそうなら、取得しておいたほうがいいでしょう。

火葬許可書は、市町村長から「この方のご遺体はここの斎場で火葬してもいいよー。」という許可が降りている事を証明する書類です。
ちなみに、この書類が無い・・・または書類があったとしても火葬許可書に市町村長の印が無いと、市町村長から許可が降りていない事になるので、そのまま火葬をするのは違法になってしまいます。斎場に到着後、「書類がない!」とか「印が無い!」なると、斎場で立ち往生することになってしまいます・・・。
最近は押し忘れが無いように印刷になっている自治体もあるようですね。

火葬許可書と一緒に発行される斎場使用許可書は「火葬をする目的で斎場をつかってもいいよー。」というだけの書類なので、斎場での火葬から収骨までが無事に終わってしまえば、その後特に必要になる書類ではありません。

ただ、火葬許可書は火葬後の骨壷に入ったお骨が、「どこの誰のお骨か」を証明する書類です。お墓に納める時に墓地管理者から提示または提出を求められる場合があります。斎場で火葬時刻が記入され、斎場管理者の印が押されると、「この方を火葬しました。」ということを証明する書類になり、墓地管理者もどういう経緯で来た誰の遺骨を管理しているのか知りたいので、火葬許可書が必要になってきます。
紛失した場合は、役所で火葬許可書と斎場で火葬証明書を発行します。
火葬許可書は火葬を許可した証明書で、斎場の職員が火葬時刻の記入と押印をすることで火葬をした証明書としても機能します。
しかし、役所で再発行された火葬許可書は、火葬時刻の記入がないので、火葬をした事は証明できません。なので斎場で「火葬をしましたよー」という証明の火葬証明書をもらうことになります。
ただこのお話も墓地の管理者によって曖昧な部分もあるので、納骨される際は墓地の管理者に何の書類が必要か確認するとよいでしょう。

ちなみに遺骨は遺体として扱われるので、分骨して自宅保管する場合は何かあった時にその遺骨が事件性のあるものではないかと疑われる事があります。もし手元供養などで、遺骨をいくつものお骨壷に分けるのであれば、斎場で分骨証明書を発行して、お骨の身元を明らかにしておくと、有事の際困りません。

お身内の方が亡くなった途端にあれこれ慣れない書類や手続きに追われて大変ですが、ひとつひとつ整理していけるといいですね。
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ふくさの包み方

2019
03/21
葬祭部の杉上です。

お祝い金やお見舞金、お悔み金などの金封は、ふくさに包んで持参するのが礼儀とされ、ふくさには様々な種類があり、決まった包み方、手渡し方もあります。葬儀に参列した時、受付にて失礼がないようにと思い、とても緊張した経験があります。

私が持っている「台付きふくさ」は、台は表裏で色を変えて慶弔に使い分けられるようになっているので、お祝い事の場合は表(上)に赤色などの暖色系の色がくるように、お悔み事の場合は表(上)に緑など寒色系の色がくるようにします。包み方は、お祝い事は右手で開ける右開き、お悔み事は左手で開ける左開きになるようにします。上下の折りたたみ方は、お祝い事は「福」を受け止めるために上を折って下を重ねます。お悔み事は悲しみで瞼を閉じている様子を表現するように、下を先に折って上からかぶせるように折りたたみます。そして出すときには、先方の目の前でふくさを開いて金封を取り出し、ふくさから外した台のの上に先方が表書きを読める向きに金封を乗せて差し出します。

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慣れないことは事はモタモタして焦ってしまいますが、スマートに行えると大人としてカッコイイですね。

お葬式の後

2019
03/19
葬祭部の横田です。

仏教だと、人が亡くなると何回も何回も法要します。法要するのは、故人様が裁判を乗り越えて成仏されるようにという意味があります。
まずは初七日から始まります。
初七日は三途の川を渡る日です。

その後七日ごとに裁判を受け、七七日(なななのか)と言われている、四十九日に極楽浄土へ行く為の裁判をします。
このあたりの地域ではこの四十九日の法要が終わった後、満中陰志と言って葬儀時の香典返しのお礼を贈られたり、葬儀の際の盛籠を分けるお家が多いです。

最近は少しずつ、本当に少しずつですが、盛籠を葬儀のその日に分ける方、初七日は死後7日目といわれていますが、葬儀の日にしていく方が増えています。

丹波市も少しずつ人口が減ってきています。
日程ものんびりしているとみんなそれぞれの家に帰ってしまいます。集まっているうちに法要を済ませておかないと。集まっているうちに供物は分けておかないと...。

私の地元もぼちぼちの田舎です。統計的には人口は増えているそうですが、先日帰省したらやっぱり同級生は地元から出ている子が多いなぁと感じました。
少し前に、身内で夫婦2人だけで住んでいて、片方が亡くなったお家に行った事がありましたが、「こういう機会だとみんな集まるから今日はお葬式なのに賑やかだな・・・。」と言っていたのを思い出しました。

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