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社葬

2020
07/20
葬祭部の門脇です。
時々社葬という言葉を聞かれるかもしれませんが、実は社葬は会社の社長や会長の葬儀のことをシンプルに社葬というわけではございません。社葬とはその会社に対して特に大きな功績を残した人の死に際し、会社を挙げて執り行う社会的行事です。

基本的な葬儀の場合は葬儀の内容などを決めたりするのは遺族の方がされます。社葬の場合は会社が葬儀の内容などを取り決め行います。もちろん遺族の意向を組みます。ほとんどの場合は会社=遺族という形が多いので別々になることは少ないです。
他には葬儀費用のすべてを会社が負担されることもあります。もちろん会社によってはどこまで負担するかは誰が亡くなられたかなどで決まりを決めている会社が多いです。

また、会社の中で葬儀委員長を立て基本的にはその者が全てメインになって段取りをすることになるため、次期社長などこれからリーダーシップをとっていくポジションの方がされます。私は過去に二度規模の大きな社葬の担当をしましたが、しばらく葬儀をしたくなくなる程大変でした。

取引業者からの生花の数を予想し、金額帯など数の固定が必要かなどを考え、駐車場の段取りなどバスのピストンが必要かなど通常の葬儀と比べ想定しなければいけない項目は多岐にわたります。しかし大変ではありますがが、葬儀屋としては成長できたと実感できる瞬間でもありました。

昔に比べ葬儀の形はどんどん増えてきています。これからの葬儀社として新しい形も取り入れ柔軟にお客様のニーズに添えるようにしていきたいです。

会いにきてくれた

2020
07/15
葬祭部の義積です。

歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、亡くなった奥様の小林麻央さんのお墓参りに行った記事を読みました。お墓参りの時に、お供えした花に白い蝶が留まったそうです。それを見た海老蔵さんの娘さんは「ママかな?」と蝶に麻央さんを重ねられたという内容でした。

私もそのような体験をしたことがあります。私の場合は蝶ではなくアマガエルでした。母のお墓参りに行った時「義積家先祖代々之墓」と彫刻されている石のくぼみに小さなアマガエルを見つけました。ただのアマガエルなのですが、母が姿を変えてこの場所にいるのではないかと思ってしまいました。私は亡くなった両親にむしょうに会いたくなる瞬間がたまにあります。手に触れることも声を聞くこともできないと思うと、胸の奥がぎゅっとと苦しくなるのです。蝶であってもアマガエルであってもそこにいる何かが大切な人の代わりではないか、むしろそう思い会えた気持ちにするのだと思います。

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しっかりと悲しむ

2020
07/10
葬祭部の杉上です。

式中もらい泣きしてしまいました。


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元々、涙もろい私なのでご家族が故人様の事をお話されて聞いているうちに泣きそうになったり、喪主の挨拶の時に、もらい泣きしたり、司会進行しているのに、最期のお別れの時に感極まって、涙があふれたり、堂々と涙をハンカチで拭くわけにもいかず、白い手袋で涙を押さえているので、手袋にメイクの色が付いてしまいます(笑)。

先日、お手伝いさせていただいた葬儀の喪主様は娘さんでした。喪主の挨拶でお母さんへの思いをお話されたのですが、同じ娘として気持ちが伝わってきて仕事中でなければ、大泣きしていたと思います。

私の涙はさておき、大切な方がお亡くなりになることにおいて、悲しみをこらえるのではなく、しっかり悲しむということは、大切なことと言われています。故人がお亡くなりになってからわずかの間に、通夜、葬儀を行い、親族への対応もあり、忙しさに追われます。そのためお亡くなりの直後は、忙しさのあまり悲しみを感じることが出来ず、葬儀を終えてから悲しみを感じ始める方も多いようです。

ただ悲しいだけではなく、色んな感情となって現れる場合もあります。そんな時は無理に感情を抑えたりせず、出来る範囲で悲しんだり、泣いたり、心の思いを素直に出してください。そして身近な人に話を聞いてもらいましょう。それは友達や、ご家族かもしれません。故人の思い出話を一緒にしてくれる人や、話を聞いてくれる人であればいいですね。人によって個人差はありますが、辛い気持ちが癒えて、懐かしい思い出に代わってくる日がきます。

私たちも、葬儀後たびたびお邪魔します。よろしければ、その時にお話しください。

事前入会

2020
07/07
葬祭部の広田です。

よくお客様や地域の方に「葬儀が入ってない時は何してるの?」と聞かれます。
いつお客様が入ってもいいように会館をキレイに掃除したり、会館周りのゴミ拾いをしたり、時にはお客様のところへ訪問したりしています。

特に最近はお客様のところへ訪問し「もみじ市民ホールの会員になりませんか?」と声掛けして回っています。
山南町内の会員様はおかげさまでかなりの数いらっしゃるのですが、たまに「どうせなにかあったら、もみじさん使うからその時でもええやろ」と言われ入会をお断りされる場合があります。「もみじさん使うから」という言葉は心から嬉しく思っているのですがやはり私共としては前もって入っていただけるとより嬉しです。事前に入会された方にはよりお得に葬儀をあげていただけますし、積立てのようなものもご案内しております。「もみじさん使うから」という方はぜひ前もってのご入会を申込ください。
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施餓鬼

2020
07/06
葬祭部の門脇です
前回は初盆について書きましたが、今回は施餓鬼のお話です。

お客様と初盆のお話をしているとよく出てくるのは施餓鬼の話です。施餓鬼が○○日にあるという話を言われ、施餓鬼ってなんなの?という質問をよくされます。餓鬼とは文字通り、餓鬼に施しを行うことを意味します。餓鬼というのは生前に悪行を行い地獄に落ちた魂や生前食べ物を粗末にしたり、俗世で供養してもらえなかったりして無縁仏となってしまった霊が地獄に落ちて鬼になってしまったもののことです。

そして餓鬼の世界のことは「餓鬼道」と言い六道の一つにあたります。餓鬼道は餓鬼は物を食べようとすると全て燃えしていまい常に飲食をすることができないため、飢えと渇きにもがき苦しんでいます。そのためにに食物や飲み物をお供え物として捧げ、法要を執り行います。簡単にいうと地獄にいる餓鬼に対して施しを行い、この世にいる自分たちの極楽往生を願うのが施餓鬼となります。

宗派によっては亡くなった方の供養も含んだり仏様の働きで子孫繁栄にもつながるとされるものもあります。ちなみにお盆だけでなくお彼岸の時期にもされる寺院あります。まだ山南のほうでは詳しくはわかりませんが、私が昔働いていた加西市では施餓鬼にはその年に初盆を迎える家が寺に集まり、施餓鬼をされておられました。お客様に施餓鬼はどうでした?お聞きすると住職様より色々な話を聞けて楽しかったですというお話もありました。全国的に見ると初盆とは関係なく基本的には故人や先祖を供養する目的ではないので毎年参加をするところも多いそうです。

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