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会館でのコロナ対策

2020
08/19
葬祭部の広田です。

現在日本では新型コロナウイルスが第二波の猛威を振るっています。

丹波地域でも感染者が増えました。私個人的な考えですと、日本国内に国境ならぬ県境に壁や関所があるわけではありませんので、人の動きを完全に制限するのは無理な事だと思っていましたから、残念ながらこうなることは何となく予想付いていました。

昔から十人十色という言葉があるように、コロナに関する考えも十人十色です。重視する人、軽視する人、コロナ感染者を差別する人、自分だけは大丈夫と他人の事を考えない人、一生懸命頑張っている医療従事者をバイ菌扱いする人など日々のコロナ関連のニュースで色んな人が取り上げられています。

しかしこのような事態でも葬儀は行われます。私は葬儀とは故人様と残されたご家族様がお別れをする場と考えています。準備段階ではコロナの事を考慮する必要はもちろんありますが、式が始まってからはご家族の方が安心して故人様とお別れする場を提供することが私達の務めだと思いますので皆様が使われる会館は毎日の殺菌消毒、清掃、来館者のマスク着用の徹底、手指の消毒の促しをしております。

絶対に安全です、なんて言えませんが少しでも安心して利用していただけるよう準備はしております。

お布施の水引き

2020
08/17
葬祭部の門脇です。

もみじホールでは、お寺様へのお布施の準備を代わりにしているため、お布施についての質問というのは少ないですが、前にいた葬儀社ではそういったサービスをしていなかったため、毎回のようにご当家から質問がありました。

特に多いのが入れる袋はどれがいいのか?という質問は本当に多かったです。基本的には無地で水引は必要ないと言われるのが全国的ではありますが、水引を使う地域もあります。その中でもまた水引に関しても地域により違いがあります。山南の方では基本黒白の水引を使っていますが、実は地域的に関西では黄白の水引を使うことが多いです。
関西以外の他の地域では基本黒白です。自分が聞いた理由としては黒白というのは慶弔に関して使われるものでご不幸があった側に渡すものになるのでお寺様の家にはご不幸が起きていないので黄白を渡すそうです。

ちなみに水引の帯のむずび方にも意味があり「あわじ結び」と「蝶々結び」と2種類ありますが、あわじ結びは一度きりの祝いや弔事に用いられ、蝶々結びは何度も繰り返してよいお祝いごとの場合に使われます。なので葬儀などは「あわじ結び」を使うのがいいとされます。

意外とお布施の封筒など香典袋などは奥が深く地域による風習なども強く絡んできます。地元の事は地元の葬儀社が一番詳しいので、分からないことがあればご相談ください。

娘に送る母の気持ち

2020
07/27
葬祭部の義積です。

友人が、娘の一人が遠方の勤務先になるきっかけに、いつ帰ってくるか分からないと考え、今のうちに3人の娘さんに自分の貴金属を贈ろうとしていると聞きました。自分の婚約時に送られた婚約指輪、パールのネックレスなどを今風にリフォームして娘さんに贈られるそうです。普段の生活では貴金属は付けないとはいえ、大切な物を娘に残す気持ちと、贈られる三人の娘さんとは温度差があったそうです。全てにおいて話す機会が無く、自分の気持ちが伝わらないからこの先不安とのことでした。

私は友人にエンディングノートを勧めました。「書くのは難しい?」との問いに「全て埋めようとせず、気軽に書いたらええよ」とアドバイスしました。エンディングノートは法的効力はありませんが、残された家族が困らないようにする為に必ず役立つ項目があります。エンディングノートを書きながら家族で話すきっかけになれば良いかと思います。

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葬儀後の弔問の仕方

2020
07/24
葬祭部の杉上です。

弔問とは故人を偲び、そして遺族にお悔みを伝えに行くためのものです。

通夜や葬儀・告別式に参列できなかった場合、後日に故人宅へ伺います。その際、何より気を付けなければいけないのは、自分の気持ちよりも遺族への配慮を大切にするということです。

弔問そのものは行くタイミングが決まっているわけではありません。葬儀後から49日の間に伺うのが一般的ですが、葬儀直後は遺族にとって様々な手続きで慌ただしいため、葬儀後1週間くらい経ってからの方が良いでしょう。そして、あらかじめお伺いする日を相談して、遺族のご都合に合わせましょう。

ご自宅に弔問する時は、紺やグレーと言った落ち着いた色合いの平服で伺うのがおすすめです。弔問というと喪服や黒い服のイメージですが、遺族側が普段着で弔問客を迎えている中に喪服で行くと、弔問側の格が高くなり、逆に失礼になります。遺族は精神的にまだつらい中、日々の生活へ戻る努力をしている時期ですから、葬儀を連想させるような服装や、また派手なアクセサリー類は避けましょう。ただし、お数珠は忘れないように注意してくださいね。

直葬

2020
07/22
葬祭部の広田です。

今回は「直葬」についてお話します。

直葬とは死亡した医療機関や施設から葬儀告別式を行わずに、お寺様のお経もあげずに直接火葬場へ行くことを指します。直葬という言葉は広辞苑に載っているわけでもありませんので、おそらく葬儀会社が作った造語でしょう。日本では年間数万件の直葬が行われていると聞きます。

経済的な面やお付き合いの面なども考慮してのことだと思いますが、皆さんの記憶にも新しい、コロナウイルスで死亡した芸能人の方も病院から直接火葬場へ行きましたので言わば直葬です。そのニュースをご覧になって「最期なのに顔をみてお別れできないなんてかわいそう」と思いませんでしたか?私はそう感じました。個人的な意見ですが私にとって葬儀とは、お世話になった地域の方や友人、会社関係、一緒に育った兄弟姉妹、親類の方々に最期を見送ってもらう、また言葉をかけていただく、故人様を偲んでいただく場だと思っております。本来は仏教の場合「葬儀式」ですので故人様をおくる儀式のためなのですが意味合いは人それぞれ感じるままにで良いと思います。直葬を否定するわけでもなく、葬儀社として豪華で高価な葬儀を薦めているわけではありません。

ただ多くの場合葬儀は子供が親を見送ることがほとんどです。「石に布団は着せられず」という言葉がありますが、最後の最後の親孝行は葬儀でしっかりと言葉をかけて見送ってあげる事ではないかと私は思います。祖母がいつの間にか亡くなっていて、世話をしていた親戚から3日ほど経ってから「直葬で済ませたから」と一報だけよこされた経験があるので自分の親の時にはしっかりと送りだそうと心に決めております。
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