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娘のために書き始めました。

2020
06/16
葬祭部 義積です。

緊急事態宣言が解除になり、少しづつですが以前の日常に戻りつつあります。まだまだ大丈夫という事はありませんが、3月~5月頃は本当に毎日が不安でした。コロナウィルス感染症になる事も不安でしたが、家族に会えないまま亡くなることも不安でした。

私は自分が死ぬのは、もう少し先かなと漠然と考えていました。しかし、今回のコロナウィルス感染の勢いは、もしかしたら私も明日感染し死ぬかもしれないと思いました。そうなると一番に思い浮かぶのは一人娘のこと。もし、急に亡くなったら、娘に伝えないといけない事が山ほどあるのに、何も知らない娘は途方に暮れると簡単に想像できます。そんな中で私はやっとエンディングノートを書き始めました。とりあえず保険や銀行など急ぐものから順番に・・。全て書ききれていないのですが、どうしても必要な事は書き終わりホッとしています。

最近私は、女優の財前直見さんが書かれた「自分で作るありがとうファイル」を読みました。この本も新しい形のエンディングノートです。イラストや書き方や難しい言葉の説明がふんだんにありとても分かり易いものでした。用紙がダウンロードできて、書き換えや入替自由の、まさしく自分でできるノートです。中には、「お母さんの味レシピ」までありました。その家だけの「お袋の味」は子供達に伝えていきたいお金では買えない大切な事です(私には娘に伝えるほどの料理の腕前はありませんが・・)。

どのような形でも、自分の元気なうちに残された者に伝える時間があるという事は貴重だと思います。

財前直見.jpg

不動明王

2020
05/15
葬祭部の杉上です。

先日、初七日法要を会館でされた時に法要後に初七日の仏様の不動明王について、ご住職がお話をされました。

その日に聞いた、

『怖い顔をされているのは、叱ってでも仏の国に連れて行くぞ!
 左手に持っている縄は、縛ってでも仏の国に連れて行くぞ!』

と話をされたのが、とても印象的で、心に残りました。

インターネットで調べれば、不動明王の事は色々と書かれてありますので、どんな仏様なのか知識はありましたが、そのように聞くと今まで以上に身近に感じて、私の中のイメージは

『おとなしく仏道に従わない者に対して、力づくでも救済しようとする超熱血な仏様』

『とても慈悲深く優しいのに、心も姿も鬼となって働きかけてくれている仏様』

まるで高校や中学校の進路指導の先生のような‥‥‥

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よく葬儀・告別式の最後のお別れの時に「良いとこに行ってよ」と言われているのを耳にします。
きっと不動明王様が初七日で、道を間違わないように、良いとこに導いてくれますね。

悲しいお別れ

2020
05/06

葬祭部の広田です。

 

コロナウィルスの影響により有名な方も命を落とされました。

皆さんもご存じかと思いますが、家族のもとに帰ってきた時には既にお骨になっていたと聞いています。

個人的な意見ですが私は葬儀とは故人様へ色々な思いを伝える場だと思っています。

その場すら奪われてしまうのはとても悲しいです。

この話は都会だけではなくこの丹波市にも当てはまります。

通常の形式での式は行えません。

どういう流れになるのか私共スタッフは把握していますので「もしもの時の為に知っておきたい」いう方がいましたらお答えいたします。

実際にそのようなことが起こらないよう祈っています。

新型コロナウィルスの影響

2020
04/27
葬祭部の門脇です。

今年の2月3月の時には、ここまで新型コロナウィルスが流行し、猛威を振るうものとは想像ができませんでした。

そういう意味では心の中では、どこか対岸の火事だと思っていたのでしょう。

この新型コロナウィルスにより生活が変わった方もおられるとは思います。葬儀も、どんどん影響がでてきております。

まだまだ丹波市などでは家族葬を行うという形で自粛されるお客様が大半になったくらいで、そこまで大きな変化はありませんが、都会にのほうになると『後日葬』『後葬』の予約をされておられる方が多いそうです。

芸能人の方が亡くなった際にもよく葬儀は家族だけでし、後日お別れ会をするという形は聞かれることがあると思います。しかしそれはあくまで亡くなってから、そう日にちは立たずにしております。最近でいう『後日葬』というのは新型コロナウィルスが収束した後にします。TVなどでは収束まで長期に渡るかもしれないと言っているので、いつするのかもわからない日程でされる事になります。

いざ葬儀を行う際には余裕をもって日時を参列者に伝え行うのでしょうが、告知の仕方等どうするのか気になるところです。

そういった後日葬以外にも、香典をキャッシュレスにする、電話などで葬儀の音声のみを流す、VTRで映す、など色々な工夫をされておられる葬儀社もあるそうです。なかなか初めての取り組みはお客様からも敬遠されがちなもので、試みを考えてみるもののどのように案内をしていくのか難しいものです。

まだまだ新型コロナウィルスの収束は時間がかかるかもしれません。葬儀社として何がお客様にとって、ベストなのか考えていきたいです。

搬送の仕事

2020
04/25
スタッフの義積です。

葬儀の仕事は、たくさんやるべき事があります。その中のひとつに、病院や施設などのお迎えから安置場所への搬送があります。

お迎えのご依頼は、時間に関係なくかかってきますので、たとえ真夜中でも、行けるように準備しています。ひと一晩に2回お迎えに行く事もあります。お迎えのご依頼の時は、こちらから故人がどこにいらっしゃるか、安置先の確認をします。いざ、ご家族がお亡くなりになると冷静な判断ができなくなりますので、事前に決めておかれると安心です。

際に病院や施設にお迎えに行くと、私の顔を見るなり少し安心される事があります。そしてたまに「いつも、もみじ新聞見てます」と言われます。心の中では嬉しいのですが、今はニコニコできない、と思ってしまいます(すみません)。この不安を取り除く事も仕事のひとつだと考えています。






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