ブログ「もみじ市民ホール」
終活のお話の記事

終活って何から始めたら?

2017
08/14
葬祭部奥川です。

一言に終活と言っても、何から始めたらいいのか解らない方も居られると思います。
葬儀、お墓、保険、相続と沢山考えないといけない事が有ります。
不安のある方もおられるのではないでしょうか?

その様な不安を取り除く材料の、一つとして有るのがエンディングノートなのです。
エンディングノートには、項目別に分かれています。
その項目に沿って、自身の考えを記入していきます。
書きたくない所や、書けない所は、あえて書く必要はないです。

エンディングノートは、法的な効力はありませんが、残された方々への
メッセージやご自身の思いを反映できる材料の1つになります。

法的効力を使うには遺言書等を残していくことをお勧めいたします。
特に相続に対して想いが有る方は遺言書を書かれたら良いと思います。

終活で悩まれている方、終活を始めたい方はまずはエンディングノートを書くことから始めてみませんか。
御相談や書き方の説明もさせていただきます。

終活は死の準備ではなく、これから充実した人生を歩む準備です。

ご家族で終活

2017
08/02
8月に入りお盆の時期が近づいてきました。
都会に出ているお子さまや、お孫さまが帰って来られる方も多いと思います。

突然ですが、皆さんはご自身に介護が必要となった時、亡くなってからの事をご家族で話された事はありますか?
よく、「子供が勝手にしてくれる」「子供に任している」と言われる方がいます。

保険や財産の事については、お子様が全て把握されているのなら問題はありません。
しかし大変なのは、何も把握していない時です。まず、何処に保管しているの?という所から始まります。
生命保険については、保険会社が分からなければ、死亡保険の請求ができず、誰が受取人になっているかすら解りませんよね。
財産についても同じです。
通帳が何処にあるのか、どの銀行にどんな収入があり、どんな支出があるのか。そんなことまでご存知の方は少ないのではないでしょうか。

お葬儀をお手伝いさせていただく中で、何処に何が有るのかが全く分からないというお話もよくお聞きします。
女性が管理されている事が多いからでしょうか。特にお母様が亡くなられた時には皆さんあたふたされています。
すべて管理されている方が認知症になったり、突然お亡くなりになられた時にはもう大騒ぎです。

お盆やお正月でお子さんが帰省されるときには、少しそんなお話をされるのも良いですよ。

奥川

終活の必要性

2017
07/13
「終活」と言う言葉は、聞かれた事が有ると思います。
終活ってどのような活動なのか少し説明したいとおもいます。
1:自分のエンディングを考える
 ・お葬式の形を考える
 ・信頼できる葬儀社を考える
 ・終末医療の希望を残す 等

2:物を引き継ぐ
 ・財産を残す
 ・形見を残す
 ・持ち物を整理する 等

3:想いを引き継ぐ
 ・自分の思いを整理する
 ・大切な人に思いを伝える 等

大きく分けて3つの行動になります。
お葬式には、沢山の方に来てほしいのか、家族や基の知れた友人だけで見送ってほしいのか。
大切な人にどんなものを残すのか。
今誰に会いたいのか、そしてどのような言葉を伝えたいのか。

終活の3つの活動を通して、色々な事柄が整理できます。
終活をすることにより、将来へのもやもやした不安も減ると思います。
そして、これからの事を考えるきっかけにもなります。

このような小さな積み重ねが豊な人生を育むのだと思います。
終活をする事は今をよりよく生きることにつながります。

奥川


終活の目的

2017
07/03
今までのブログで「終活」という、言葉を使ってきました。
終活って何の為にするのか少し考えてみました。
終活の究極の目的は、充実した老後を過ごす為のものです。

終活をする事によって、葬儀や、お墓、相続に関する事等の準備をしておくことになります。
これらの準備ができていれば、残された家族があれもこれもと慌てて準備を・・・ということにはなりません。
しかし、準備をしていても、そのことを家族に伝えていなければ意味が有りませんよね。
それを書き示すのが、エンディングノートです。

ノートには、葬儀やお墓等のご自身の希望を書くページは勿論ですが、家族の事を記入するページもあります。
子供や孫、家族との思い出を振り返りながら書き示す項目が有り、それを書いてみることで家族との思い出が甦ってきます。

後は、お友達の事を書くページもあります。
本人しか知らないお友達や、もしもが起こった時には、必ず知らせてほしいお友達がいる方は必ずノートに記しておいてください。
友人たちとの思い出と一緒にまとめておくことでノートを見た家族が、知らせてくれます。

「終活」で一番意味のあるプレゼントは健康です。

終活をしたからと言って直に亡くなる事はありません。終活は今までの人生を見つめ返し、これからの人生を悔いなく生きていくことにつながります。
終活をしたいけれど、何から進めたら良いのかわからない方、ご相談にお越しください。
あなたらしい終活を、そして悔いのない人生を過ごしましょう。

奥川

ペットの終活

2017
05/29
皆様の中には、犬や猫等ペットを飼われている方も居られると思います。
最近ではペットも家族同然の愛情を持って飼われている方がほとんどです。

先日、大阪の方へ終活の勉強会へ行ってきました。
『飼い主が亡くなった後、飼われていた動物はどうしたらいいのか?』がテーマでした。
飼い主が、生前にペットのお世話をお願いできる人を見つけており、その方も承諾していたら問題はありません。
しかし、そういった人が居ない場合です。近くに住まれている方が飼われることもあるそうですが、皆が皆そう簡単にはいきません。

今では、ペット専用の老犬ホームがあるそうです。そのあたりを、生前に当たっておくのも良いかもしれません。
そのことは必ずエンディングノートに書くなり、人に伝えるなりしてくださいね。

動物愛護協会では「年寄りは容易にペットを飼わないように」と呼びかけています。
しかし、子供も独立し、家族のいない世帯の方は、犬や猫等のペットが大きな癒しになりますよね。(ボケ封じにもなるようです)。
ペットを飼っている方は、きちんとペットのことも踏まえて終活を行ってくださいね。
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