ブログ「もみじ市民ホール」
2021年11月の記事

お式それぞれ

2021
11/13
葬祭部の伊藤です。

入職2か月が過ぎました。
研修を重ね、少しづつお式の準備や、お式中の業務にも携わるようになって参りました。

お式は、ご参列されるかたがどこ範囲迄になるかで大きく変わってきます。人数によって、場所も変わります。ただ、何人で執り行われても、どなたのお式も厳かで、ご親族様の想いに溢れています。
 
ご家族が亡くなった事をまだ受け入れられない時間の中で、誰と誰とお別れしようか・・・。誰に最後に会いたかったか言うといてくれたらな~と思ってしまうかもれません。
 
同じお式はありません。あれがあってもいいし、これがなくてもいい。それぞれのご家族の想いが形になって、生前は全く知らない方ですが、ご家族の様子や、お式の形や参列の方々と関わると、だんだんと「こんな事が大好きで、人生楽しんでおられたんだなー」とか「沢山の家族やお仲間に囲まれながら賑やかにお過ごしだったんだなー」とか想像できてきます。どなたも、ご親族の想いを抱いて旅立たれます。
 
それから、退屈で泣いてしまうお子様がいると、お母さんは周りの方に申し訳なさそうにされます。でも、亡くなったおじいちゃんは、孫やひ孫の様子を穏やかに見守られている気がします。実は、よく来てくれたと喜んでおられるかもしれません。あまりお気になさらずでもいいのかもしれません。

私の母の葬儀を思い出しました。12年前、娘が3歳でした。人が沢山いると、はしゃいでしまう子です。わーわー走り回り、キャッキャッと如何にも楽しそうな様子でした。私は、申し訳ないと思いつつも、娘を構う暇がなく、スタッフの方と段取りのお話をしたり、親戚の方を接待したり、ただただバタバタしてました。うちの子、スタッフの方にはご迷惑だったと思います。
 
葬儀が無事終わり、帰り際スタッフの方が「お母さんの事、お利口さんに待ってましたよ」と声をかけて下さいました。お利口にしていなかったけれど、そう言ってくださり、ほっとしました。その娘が、今はハチャメチャJK(女子高生)。言ってる事支離滅裂。でも、おばあちゃんはニコニコ見守ってくれている気がします。

来年は、13回忌。今回は、静かにできるか? うちのハチャメチャJKちゃん。
 

入社してから感じた事

2021
11/10
初めまして。9月に入社しました板垣佑樹です。

私は今までに競走馬を管理する厩務員や車の部品を製造する工場の仕事をしていました。ですので、入ってすぐに先輩に葬儀の事や仏具などの説明をして頂きましたが「この仏具って何に使うの?」という事があり、暫く頭の中が混乱している時もありました。
あまり葬儀に関わる事がなかったのでこんな感じになったんだと思います。

今までの仕事と全く違って聞きなれない言葉や見たことのない物や覚える事が沢山あって大変ですが、正確に物事を覚えて仕事が出来ればと思っています。

一膳飯

2021
11/07
葬祭部の門脇です。

山南ではあまり葬儀の際に「一膳飯」を用意される事はすくないようですが、私が今まで働いてきたり携わったことのある地域では亡くなると枕机に「一膳飯」を用意されていました。「一膳飯」とは亡くなられた方がこの世で最後の食事をするという意味をこめてお供えされたものをいいます。一膳飯は「枕飯」ともいわれ、亡くなられた方が生前使っていたお茶碗にご飯を丸く大盛によそい、同じように生前使用されていたお箸をご飯の中央に垂直につきたててお供えします。お茶碗に丸く盛られたごはんは、魂をあらわしておりお箸は霊魂の依り代と考えられているといいます。

ご飯を炊くときはその故人様の為にご飯一合炊き、米粒一粒残らないようによそいます。これは「亡くなった方のために用意したご飯で生きているものが食べるものではない」という意味があるところから由来しています。

一膳飯は地域によってそれに加えて色々な風習があります。例えば亡くなった家の者が炊いてはいけないという風習もあり、隣の家の人にお願いして炊いてもらう地域もあります。ご飯にたてるお箸も一本だけ立てるところや二本ともたてるところ、他には箸を一本刺しもう一本は下で横向きに置きクロスしたように置くところもあります。私の予想ですが、山南の方にも一膳飯のお話をすると昔はしたと言われる方が多いので昔は当たり前のようにされていたがどこかのタイミングで省略されるようになったのだと思います。

安置場所

2021
11/04
葬祭部の広田です。

最期を迎える多くの方が病院または施設で亡くなります。深い悲しみの中、それでも病院を早々に出て自宅へ故人様を安置するために移動しなくてはなりません。それから会館へ移動して通夜、葬儀を執り行うのですが、葬儀を行わない場合でも、ご遺体は亡くなってから24時間経たないと火葬できませんので、それまでの安置は必要です。

病院は「病気を治すところ」ですので、霊安室にいる場合でも早々に病院を出るように促されると思います。その為、ほとんどの葬儀社は24時間365日電話対応と搬送を受け付けています。安置場所は、故人様が長年過ごしたご自宅に安置される場合がおおいのですが、急なご逝去の場合、自宅を安置場所として使うことが難しい場合もあるかと思います。その場合はもみじ市民ホールで安置することも可能となっております。ですが宗派によっては必ず仏壇があ仏間に安置しなければいけない事もありますので、お寺様に確認しておくか、仏間を綺麗にしておく必要があるでしょう。
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ご危篤を告げられたら

2021
11/01
葬祭部の杉上です。

医師の目から見て病状が良くなく、もう長くないと判断された時、危篤の連絡を受けます。危篤の状態になられてから2,3日の事も有れば、本人の生命力が強く体調を持ち直したり、医師に告げられた余命よりも長く頑張られることも有ります。

家族が危篤状態にある場合、臨終後の段取りについても考えておかなければなりません。臨終直後は大切な家族との別れによって、深い悲しみに襲われます。冷静な行動などが出来なくて当然です。それでも病院からは出なければなりません。望ましい形で家族を送ってあげられるように、早めに準備や段取りを考えておくことが大切です。

いざと言う時に病院からスムーズに出られるように、事前に信頼できる葬儀社が見つかっていれば安心出来ます。

危篤の知らせを受けたからと言って葬儀の相談なんてしたくないと、思う人もいることでしょう。縁起が悪いと思う人もいるかもしれませんが、その時の備えができていると気持の面で少し重さが変わります。

先日、葬儀のお手伝いをさせていただいた方が、施設に入所されているお母さんが食べられなくなったと知らせがあった時に、まず葬儀の事を思ったそうです。そして葬儀はもみじ市民ホールへお願いしようと決めておられたので、準備をしなければならないこと、施設で亡くなった場合のことなどを聞きに来られました。

聞いていたことで安心してその日を迎えることが出来たそうです。
どんなことでもかまいません、疑問に思っていることを相談にお越しください。

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