ブログ「もみじ市民ホール」
2017年4月の記事

お別れ会

2017
04/20
本日「お別れ会」を施行させていただきました。

先月、とある会社の社長のお父様がお亡くなりになり、家族葬でお式をされました。
そして、一カ月経った今日、「お別れ会」という形で一般の方に参列をしていただく形をとられました。

会場に祭壇を組み立て、花を飾り、ご会葬いただいた方にお食事をしてもらえるように大皿料理がテーブルに並べられ...。
隅の方には、思い出のお写真と表彰状がずらーっと並んでいます。
お料理を囲みながら、お写真を見ながら、きっと思い出話が弾んだことと思います。

お葬儀のお仕事を始めてから、今回のようなお別れ会のお手伝いを初めてさせていただきました。
お葬儀は大体が1時間と時間が限られますが、「お別れ会」という形なら、心に余裕をもちゆっくりとお別れができます。
今日のお別れ会は2時間半の時間が設けられ、皆さんゆっくりとお別れができたのではないかなと思います。

瀬川

私が死んだら...

2017
04/19
先日友人と食事をしました。
食事中に葬儀の話になり、友人がこのような事を話しました。

「私が死んだら、自分の体は検体に出したい。人の役に立つのならそれで良い。あなたに言っておくから覚えておいて。」

私が死んだら・・このくだりよく聞きますが、聞いた側がOK!と返事できる事と、できない事があります。
検体とは、死後に自分の体を提供する事で、医療を行う医師及び医療従事者の教育のために解剖学を学びます。この解剖実習等で行われる解剖体の事です。
その検体者になるには、事前に登録が必要です。
まず申込書を取り寄せます。各都道府県の団体か、大学に問い合わせすると送ってもらえます。申込書が受理されれば会員証が発行されます。
会員証は献体登録をしたという証明になります。この会員証には登録先の団体名や死亡時の連絡方法などが書かれています。
申込書を記入する段階でも肉親の同意が必要になりますが、最終的に献体として提供する際にも同意が必要になります。 
これは、献体を希望した人物と、最終的に決定を下す人物が異なることに起因しています。そのため、献体の希望する者は、生前から周囲の人たちに自分の考えを明らかにし、ご家族に献体として遺体を提供することに十分理解を得ておく必要があります。
ですので、いくら親しい間柄でも赤の他人の私が、友人の体をどうすることもできません。友人は、いつも人の為に行動する性格で、彼女らしい最後だと思います。

私が死んだら・・伝えたい事がたくさんあるので、この思いはエンディンノートを書こうと思います。

義積

葬儀・告別式

2017
04/18
お葬式が始まる前に司会者より「只今より、故○○○○様の葬儀・告別式を執り行います」案内をします。
宗派によっては、葬儀式や葬場祭等と言いますが、よく聞かれるのが「葬儀・告別式」だと思います。

実は葬儀と告別式って、昔は分けて行っていました。
葬儀はご自宅で、告別式はお墓でしていました。

現在ではお墓へは行かず、出棺後は火葬場へ行きますよね。
葬儀社が中心となり式進行を執り行うために1時間の間に葬儀・告別式を行うようになりました。

では、どこまでが葬儀で、どこからが告別式かをご存知でしょうか。
式中に導師様が席を立たれ、椅子を後ろへ引かれる場面をご覧になられたことがあると思います。
そこが基準です。立たれる前までが葬儀、その後からが告別式です。

ご参列された時に、少し気にしてみてください。

奥川

息子へ

2017
04/17
先日、施行させていただいたお宅のお話です。
息子様が亡くなり、お父様が喪主という悲しいお葬式でした。

私は納棺を担当させていただきました。
納棺の最後に「何か入れてあげたい物がありましたら、入れてあげて下さい」と声をかけると、故人様のお母様がビニールいっぱいの折り鶴を出してこられました。
これまでにも折り鶴を柩に納められる方は沢山いらっしゃいましたが、あれだけ多くの折り鶴を見たのは初めてでした。
一つ一つに、「ご飯を食べられるように」「少しでも痛みが和らぐように」と思いを込め折られたそうです。

気が付くと、喪主様の姿が見当たりません。
遺族の皆様が鶴を柩へ収めていると喪主様が封筒に入ったお手紙を持って登場しました。
そして、そのお手紙を布団の中に隠すように収められました。
「シャイだから隠しておく」と喪主様。女性のように感情を表に出して話しかけるのが少し恥ずかしかったのかもしれません。
言葉に出さなくても、喪主様の想いはきちんと届いているだろうな感じました。

瀬川

施設葬

2017
04/14
町内の養護老人ホームで葬儀のお手伝いをさせていただく事が有ります。

住み慣れた町を離れ、余生を老人ホームで過ごされています。

亡くなられた時には家族の元へ帰られ葬儀をされることも有りますが、施設で葬儀を行いお骨となって家族の元へ帰られることも有ります。

施設で葬儀を行う時は、ホームに入所されてる方、施設の職員の方がお見送りされます。小さな葬儀ですが、私たちも会館で行う葬儀と同じように進行します。

高齢の方が多いので、腰が曲がっている方、車いすに乗られている方などもおられますが、それでも手を合わせ焼香し最後のお別れをされます。ホームで長年一緒に過ごされていた方々は家族同様だなぁ、と思います。

老人si.png

どんな時でも私たちは、皆様のお別れのお手伝いを心を込めてさせていただきます。

杉上
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