ブログ「もみじ市民ホール」
2017年2月の記事

地域によっての風習

2017
02/13
お葬式や結婚式ってどの地域も同じではありませんよね。
特にお葬儀は、本当に強く地域色が現れます。

丹波地域においても、色々な風習があります。
例えば、お亡くなりになり住職に枕経を頂くまでの頭の向きです。
亡くなられたら頭の向きは、北向き(または西)になります。しかし、「枕経までは故人ではなく病人」という理由で南にする地域もあります。

他には、
・葬儀が終わると軒下に白い布を吊るす地域
・通夜を執り行う地域、執り行わない地域
等地域や自治会特有の風習があります。
田舎ならではの、風習に戸惑う方もいらっしゃいます。
迷われた時には、その地域の風習に従いお参りください。

奥川

お棺に入れてあげたい物

2017
02/10
お棺によく入れて頂くものに、故人様が生前着られていたお洋服・お着物、故人様のお好きだった食べ物等が挙げられます。
故人様がご愛用していたもの、大切になさっていたもの。そういう物を全部入れて頂けたら一番良いのですが、残念ながら斎場の取り決めにより棺に入れてはいけない物も沢山あります。

よく言われるのが
・靴  ・杖  ・メガネ
この3つです。

靴と杖がないと、49日間旅をするのは大変だし...。
ましてメガネがないと前が見れないし...。
と、お気持ちは分かるのですが、これらの物は火葬すると溶けてお骨にこびりつきお骨が変色してしまう可能性があります。
ご愛用の杖、靴の代わりに納棺の際に少し小さめの木で出来た杖と、草鞋(わらじ)を入れて頂きます。メガネの代替品は今のところ、ご用意が出来ておりませんので良ければ絵を描いて入れてあげて下さいね。

お棺に入れてあげたい物、沢山あるかと思いますが、故人様を思われて書かれたお手紙が一番喜ばれるのではないかなと思います。

瀬川

焼香

2017
02/09
通夜・葬儀の焼香の場合、左手に数珠をかけ、右手で焼香をします。抹香を親指・人差し指・中指の3本でつまみ、額のあたりに軽く揚げてから静かに香炉へ落とします。
ただし、浄土真宗の場合は、額のあたりに軽く揚げることはしません。
焼香の回数は宗派によって異なっています。

焼香1206-300x300.jpg

香炉から立ち上げる煙は故人が仏国土へ向かうことを表現しており、食事の代替ともいわれています。


本来、焼香は仏への帰依を表す儀式のために行われ、のちに通夜・葬儀に取り入れられるようになりました。


儀式で行う場合は、焼香3回には、三宝への供養という意味があります。つまり、仏(お釈迦様、宗祖)・法(教え)・僧(修行者)への帰依です。


また、天台宗においては、香は「三毒を除く」とされています。三毒とは貪(どん)むさぼり・瞋(じん)いかり・癡(ち)おろか のことです。


真言宗の密教修行においては、香は身(しん)・口(く)・意(い)の三密修行の精進を意味しています。


日蓮宗の焼香3回には、「天魔(魔性)を除く」 「日蓮の教えの普及」 「諸天善神の守護」 という意味があります。


このように、焼香にもそれぞれの宗派の宗旨が表現されているのです。

杉上

送る方と送られる方

2017
02/08
「故人は家族葬を希望していたが、今までの付き合いや家族の仕事の付き合いを考えると家族葬でするのは厳しかったので、一般葬にした。それで良かったと思う。」
先日、葬儀を終えられたお宅に訪問した時にご家族の方が、そんな風にお話しされました。

故人様は、家族に負担をかけないようにと家族葬を希望されていたそうです。
一方ご家族はと言うと、故人様の今までの功績やお付き合いの事を考え、今までお世話になった方や、仲の良かったお友達に見送って頂くのが故人様の為に一番良いと考えられたのです。
そしてその判断が良い方向に進み、お葬儀では沢山の方に見送られて故人様は旅立たれました。

家族葬と一般葬どちらにするのが良いのか、ご家族の方は葛藤が有ったとおもいます。
結果的に故人様の希望である家族葬ではありませんでしたが、沢山の方に見送られ故人様もきっとお喜びになられていることだと思います。

奥川

葬儀後のお手伝い

2017
02/07
葬儀が終わって、大切な方の死という悲しみの中でも、ご遺族には行わなければならない手続きや届け出、しきたりやならわしが有ります。
市役所へ行ったり、金融機関へ行ったり、忙しくされているお話をお聞きします。
そんな中で、まだ私たちにお手伝いできる事が有ります。それはしきたりやならわしの部分です。

まずは、香典返しです。
この辺りの地域では、忌明けの法要に合わせて品物を贈るようにします。その準備として、香典帳の整理から返礼先のリストの作成、お品選びなどお手伝いさせていただきます。

次に、お位牌の準備です。
お位牌がある方は追加彫刻の手配を、新にお位牌を作る方はお位牌選びから彫刻まで、お宅にお伺いしてお手伝いさせていただきます。

そして、忌明け法要に行う納骨のお手伝いもさせていただきます。お墓がない方も、お手伝いさせていただきますので、どうぞご相談ください。(霊標などへの追加彫刻も受けております。)

他にも、私たちができる事があればお手伝いさせていただきますので、お気軽にお声かけください。


奥川
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