ブログ「もみじ市民ホール」

棺と柩

2017
03/17
「棺」と「柩」両方とも「ひつぎ」と読みます。両方とも棺桶の事を指します。

以前、同業者の方とお話をしていて、どこまでが棺でどこからが柩かという話になりました。
「棺」は人が入っていない状態の棺桶を指し、「柩」は人が入っている棺桶の事を指します。

亡くなった方の身体を棺桶に納める儀式を「納棺式」と呼びます。
そして納棺後の棺を運びだす車を「霊柩車」と言います。真ん中に「柩」の漢字が入っています
これは故人の身体を納めた棺桶を運ぶので「柩」の漢字を使います。

葬儀社のカタログやインターネットを見ていると、「柩」の漢字より「棺」と表示されている事が多いと思います。
霊柩車とは反対で、まだ誰も入っていないから「棺」と表示されています。

同じ読み方、同じ意味の漢字でも使う場面により意味合いが少し変わります。
皆さんぜひお友達に教えてあげてください。

奥川

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