ブログ「もみじ市民ホール」

旅立ちの渡し賃

2017
01/12
出かける時、旅行に行く時
まずはおでかけ用のお洋服に着替えて
鞄の中にお財布、携帯、ハンカチ等を入れて...。
と言う風に皆さんご準備されますよね。

故人様も同じように、旅立ちの時には準備が必要です。
もちろん宗派によっては違ったり、必要ないものもありますが...。
故人様が旅立つにあたり、持物の準備等の
お手伝いをさせて頂くのが納棺になります。

納棺の際に棺に納めていただくものの一つに
『六文銭(ろくもんせん)』があります。
亡くなると、「三途の川」を渡りあの世へ行く。
というのはなんとなく皆さんご存知ですよね。
その三途の川を渡るときにもお金がいるんです。

ただ、六文銭を渡したからと言って誰でも彼でも
すいすいと川を渡れるわけではないようです。
生前の行いが良ければ「橋」を渡ることができ
生前の行いが悪ければ流れの速い深い川を裸で渡らされたり。
六文銭の話には諸説ありますので、気になる方は是非
調べてみて下さいね。

とはいっても今は貨幣自体が流通していませんので、
印刷物の六文銭をお棺に納めさせていただいています。

亡くなってからもお金が必要なんて
大変ですね。


瀬川

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