お棺の中に入れるもの

葬祭部の板垣です。

故人様とのお別れの際にお棺の中に入れてあげたい物などの判断を迷われることがあります。改めて調べてみましたら思っていたよりもOKとNGがしっかりと分かれていました。

お棺に入れてOKな物としては、

・供花の花とお別れの花束

・生前に故人が受け取り大切にしていた手紙、お通夜や御葬儀の時に家族や友人から故人に向けて書いた手紙や寄せ書き

・故人がお気に入りだった服、ハンカチや帽子などの服飾小物

・故人様が写っている写真(注意する事として、生きている人が写っている写真を棺に入れると、その人もあの世に連れて行かれるという説があります。必ずしも故人様以外の方が写っている写真を入れてはダメという事ではありません。気にされる方が少なからずはいらっしゃいますのでお棺に入れる際には確認をする事をお勧めします)

・故人様の生前好まれていた食べ物、飲み物(紙パックで少量のものはOK)

お棺の中に入れてはNGな物として、

・貴金属(眼鏡、腕時計、指輪などの装飾品、結婚指輪はOKな所もある)、ガラス製品、不燃物(革製品のような燃えにくい物やビニール製のような溶けて遺骨を汚したり傷つけやすいもの)

・紙幣(紙幣は法律で燃やす事を禁止されています。どうしても入れたい場合は火葬後の骨壷に入れる事をお勧めします)

・水分の多い食べ物、飲み物(西瓜の様な水分の多い食べ物、瓶やペットボトル)

・木製の物でもゴルフクラブや釣り竿の様な燃えにくい物

これらの事を調べて知っていたので義父を見送る際に困る事はありませんでした。