忌み言葉

葬祭部の門脇です。

私が20歳で葬儀社に入社した時に上司に葬儀においてのタブーなどを教わりました。その中でも一番きびしく教えられたのは忌み言葉を使ってはならないということです。忌み言葉とは不幸を連想させるなど、縁起が悪い為避けるべき言葉の事です。例えば「重ね重ね」や「くれぐれも」といった重ね言葉や「追って」や「再び」や「続く」など不幸が重なる(続く)ことを連想される言葉なのでタブーになります。

私もお客様と話すときや式においての言葉に関して、そういった言葉がでないように気を付けています。これは葬儀スタッフだけでなく遺族や参列者も使ってはいけない言葉になっています。ただ、時代も変わり葬儀スタッフは気をつけないといけませんが、参列者や遺族様は気にされる必要がなくなっています。ですが、昔から葬儀を見てきた人は気にされる方がおられるかもしれないので、そういったタブーがあるという事だけは覚えておいてもいいのではないでしょうか。