200㎞の道を寝台車にて

先日、執り行った葬儀のおばあちゃん。
余生は、嫁いだ娘さんが住んでおられる近くの施設で過ごされて101才の天寿を全うされました。そして、息子さんが待つ丹波へはるばる200㎞の道を寝台車にて帰って来られました。

小さな葬儀でしたが縁の深い人たちが集い、心温まるお式でした。この日、僧侶が着ていた衣は鮮やかな緋色でした。位の高い僧侶の方が、ご老齢の方の葬儀を行う時に着用されることが有るそうです。


ふくよかな僧侶が緋色の衣を着ておられるとまるで 達磨さんのようでした。めったに見ることのないお姿、とても有難い気持ちになりました。