一周忌とは

葬祭部 伊藤です。

「一周忌法要って何?」知らないなんて恥ずかしいかも・・とあまり人に聞けない事ってありますよね。私もよく知らないままの事が沢山あります。

一周忌法要とは、故人が亡くなってから1年目の命日に行われる法要です。年忌法要のなかで最も重要とされています。一周忌法要には、遺族や親族、友人、知人など故人と親しかった人が参列します。僧侶の読経の後、焼香・食事をするのが一般的です。命日が平日に当たっていて仕事や学校で都合が悪い場合には、日にちをずらすこともできます。ただし、その際は、命日の後ではなく前倒しをするのが習わしです。
では、一周忌法要に出席する場合のマナーについてはいかがでしょうか。

・出欠の連絡
電話で法要の連絡があった場合は、その場で返答するか、検討して改めて電話で返答しましょう。案内状を受け取った場合は、返信はがきや往復はがきの返信部分を指定の期日までに送りましょう。

・服装
一周忌法要の服装は、施主および親族は喪服を着用するのが一般的です。参列者として招かれた場合には、喪服または略式喪服を着用し、ネクタイは黒を選びましょう。学生は制服。制服がない場合には、白いブラウスあるいはシャツに、黒・紺あるいはグレーのスカートやズボンが基本です。

・香典
一周忌法要に出席する際には香典を用意します。お香典袋の水引きは、黒白よりも双銀や藍銀、黃白の結び切りのものを用いるのが一般的です。表書きは、下の表のようにします。

仏式 御仏前・御佛前・御供物料など
神式 御神前・御玉串料など
キリスト教式 御花料など