忌中と喪中

葬祭部の門脇です。

身内が亡くなると「忌中」「喪中」という言葉をよく聞くと思います。この二つの言葉は似ているようでよく分からない方がいらっしゃいます。

一般的には忌中とは命日から四十九日法要を迎える49日間のことでこの期間を忌中と呼び仏教ではこの期間に故人は冥土を旅をして49日目に閻魔大王から下される来世の判決を待つと言われます。この来世がきめられていない状態を「けがれたもの」と考えられ、このけがれは伝染し次の死者をだすと言われるので忌中間は遺族や親族は伝染させないため喪服を着て外出を控えなければならないというのが本来の忌中の考えた方です。この期間は結婚式などお祝い事の出席、婚姻届け、旅行、年始の挨拶、神社へのお参り、正月の飾りやおせち 引っ越しは控えなければいけないと言われます。

次に喪中ですが、喪中とはおおまかには命日から一周忌が終わるまでを指します。喪中は故人の死を悲しみ、日常生活がままならない状態を表していて、喪中の期間に残された人が悲しみを癒えて日常生活が通常の様に戻るまでの期間という考えがあります。喪中間に控える事は結婚式などお祝い事の出席、旅行、年始の挨拶、正月の祝い おせち 引っ越しになります。

私も6月に祖父を亡くし現在喪中にあたります。正直、控える事が多くて嫌になりますが、毎年地元の秋祭りに神輿を担ぐために出席しなければいけなかったのが欠席できる事に関しては嬉しかったりします(笑)。次の日、二日酔いと筋肉痛で動けなくなるので(汗)・・。