お線香の火を口で吹き消してはいけません

葬祭部 伊藤です。

入職4か月、葬祭について、まだまだ知らない事だらけで、毎日勉強中です。

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宗派によって香炉に立てるお線香の本数や、寝かせる場合など作法が異なることを初めて知りました。共通のマナーは、お線香の火を口で吹き消してはいけない事です。これは、母や義母が手で風を起こして消しているのを見て知ってはいましたが、何故そうするのかという理由は知りませんでした。

調べてみると「人間の口は不浄なものを飲み食いし、時として悪口を言うことから汚れのあるものとされており、不浄な口から出た息を吹きかけるのは、仏様に対してツバをかけるのと同等とされるから」だそうです。

今私には、虫歯があります。歯は痛いのですが、5年位前から歯医者へ行っていません。なぜなら歯を削るドリルの音が嫌いだからです。頭が痛くなります。虫歯を治す歯医者さんに罪はないけれど、歯医者さんも嫌いでした。「痛くないですよー」と言いながら痛くするからです。でも歯医者さんは、汚れのある口の中をキレイにしてくださると考えれば、とても尊い方でした。歯医者さん、嫌いと思ってごめんなさい。かと言って私が歯医者さんへ行く日は、まだ分かりません。