ご危篤を告げられたら

葬祭部の杉上です。

医師の目から見て病状が良くなく、もう長くないと判断された時、危篤の連絡を受けます。危篤の状態になられてから2,3日の事も有れば、本人の生命力が強く体調を持ち直したり、医師に告げられた余命よりも長く頑張られることも有ります。
家族が危篤状態にある場合、臨終後の段取りについても考えておかなければなりません。臨終直後は大切な家族との別れによって、深い悲しみに襲われます。冷静な行動などが出来なくて当然です。それでも病院からは出なければなりません。望ましい形で家族を送ってあげられるように、早めに準備や段取りを考えておくことが大切です。
いざと言う時に病院からスムーズに出られるように、事前に信頼できる葬儀社が見つかっていれば安心出来ます。
危篤の知らせを受けたからと言って葬儀の相談なんてしたくないと、思う人もいることでしょう。縁起が悪いと思う人もいるかもしれませんが、その時の備えができていると気持の面で少し重さが変わります。
先日、葬儀のお手伝いをさせていただいた方が、施設に入所されているお母さんが食べられなくなったと知らせがあった時に、まず葬儀の事を思ったそうです。そして葬儀はもみじ市民ホールへお願いしようと決めておられたので、準備をしなければならないこと、施設で亡くなった場合のことなどを聞きに来られました。
聞いていたことで安心してその日を迎えることが出来たそうです。
どんなことでもかまいません、疑問に思っていることを相談にお越しください。