父の手術

葬祭部の杉上です。

久しぶりにブログを書いています。
6月初旬に、お腹の調子が悪いと言っていた父に、がんがあることが分かりました。
5年前に心筋梗塞で倒れた時は、突然の事とはいえ急を要することなので、すぐに手術されベッドに寝ている状態の父に面会して、後は回復を待つだけでした。
心配はあるけど良くなっていくという安心がありました。
けど今回は違いました。
“がん告知”が、こんなにショックを受けるもので不安にさせるものだ、ということを経験しました。
母から仕事中にLINEでがんの事を知らされて、電話が欲しいと書かれてありましたが、ショックが大きく言葉にならず泣いてしまいそうだったので、電話はできないことを伝えて、しばらくはLINEだけのやり取りをしていました。
気持ちが落ち着いてから、父と母に出会って話をしたので涙を見せることは有りませんでしたが、抱えている不安が大きかったので知り合いの方に話をすると、涙目になっていました。
不安な気持ちを抱えながら手術日を迎え、当初7時間かかると聞きいていた時間を大幅に超え、13時間もの大手術となりましたが無事に終わりました。
術後の経過も順調で、今こうしてお話しできる気持ちになりました。
手術を迎えるまでに、母がもしもの時は‥と私によく言ってきていました。
私も頭の中では、もしもの時は‥こうしようと考えています。
そして父も、もしもの時は‥でエンディングノートを書いていることを母から聞きました。父にエンディングノートを渡したのは、もう6年前になります。やっと書く気になったようです。母は目を通したようですが、私はまだ見ることが出来ません。そういうとこはアカンタレの私です。
しばらくは手術が成功した安心感と、お盆までに退院できそうなので、にぎやかなお盆を過ごせる事を楽しみにしています。