終活ってだれの為にするもの?

葬祭部の奥川です。

このブログでも、しばしば出てくる「終活」という言葉。

終活って誰の為にするものなのでしょうか?
自分の為?
家族の為?
正解は、両方です。
終活セミナーでもよくお話させていただきますが
自分の為の終活って、今までの自分を振り返り、
これからの人生を、より良くする為のものです。
葬儀やその他の事を、ノートに書いて、
自分の気持ちをご家族に伝える事だと思います。
それでは、家族の為の終活とはどんなことでしょう。
「子供に任せているので」と良く言われますが、
任された子供さんって地域の事や、お寺の事をどこまで、ご存知でしょうか?
葬儀を施行させていただく中で、よく質問されるのが、そういうお付き合いの事です。
地元にいてお付き合いされている方はご存知ですが、
普段は遠くにお住まいの方は、何をどうしたらいいのか全く分からないのです。
自治会の葬儀のやり方や、慣習やお寺の事を伝えてあげておくのも
家族の為の終活と言えます。
「家族に任せているから」ではなく、家族が困らないようにするのも終活のひとつだと考えています。