神饌物

神式のお葬儀に参列された時、祭壇に普段とは違った沢山のお供え物が並んでいるのにお気づきでしょうか?
新式の祭壇に並んでいるお供え物の事を神饌(しんせん)といいます。神饌は、乾物、果物、米、餅、野菜、果物等を三宝(さんぽう)に乗せお供えします。

三宝の数は奇数と決まっており、祭壇の大きさにあわせ数をきめます。もみじ市民ホールの祭壇では、三宝をだいたい7つ準備します。

神饌の中で鯛が並べられているのをご覧になった方もいらっしゃると思います。実は魚は置く向きが決まっており、海の魚は頭が中央に向くようにお腹を隠してお供えします。川の魚は頭が中央に向くように、お腹を見せてお供えします。お供えする時には頭と尾っぽは縛り形を整えます。

準備する神饌物やお供えの仕方は神式では大体が同じですが、神官様によって違う事もあります。もし準備する必要がある場合は、準備する物・並び等を神官様にお聞きして準備するのが良いかと思います。もちろん、もみじ市民ホールで施行させていただく際には、全てご準備いたします。