焼香の種類

葬祭部 伊藤です。

前回、焼香のお話が途中でした。今日は、焼香の種類についてお話致します。
焼香は、「立礼焼香」「座礼焼香」「回し焼香」の3種類があります。

葬儀の席でもっともよく見られるのは、立って行う、「立礼焼香」です。祭壇の前に歩み出て、立った状態で焼香するやり方です。座って行う焼香は、「座礼焼香」といいます。これも、立って、祭壇あるいは遺影の前に行きますが、焼香を行うときは焼香台の前に置かれた座布団に正座して行います。「回し焼香」は、「立ち上がる」という工程を全く含まない焼香のやり方です。香炉とお香を乗せたお盆が隣の人から回されるので、自分の席でそのお盆を使って焼香を行います。

<立礼焼香>
1.焼香の順番が来たら立ち上がる(葬儀スタッフがご案内致します)
2.祭壇に一礼
3.香をつまみ、香炉にくべる
4.祭壇に一礼
焼香前後のご遺族に対する一礼をするかしないかは、焼香する全員の方がスムーズに進行できる事に配慮すれば、どちらでも構いません。
立礼焼香が最も多いやり方ですので、覚えておかれるとよいでしょう。