仏壇にお供えしてはいけないものとは?

葬祭部の板垣です。

年末年始が近づいてきましたので大掃除をお考えのお家も多いと思います。

もちろんその際には、ご自宅に仏壇があれば掃除をされて新年を迎えられると思います。

今回はお供えをされる時に注意してほしい物をご紹介します。

1、五辛と呼ばれる5つの辛い野菜(にんにく・ねぎ・玉ねぎ・にら・らっきょう)

2、ナマモノ(肉や魚)

3、常温で溶けてしまうもの

4、匂いが強いもの(ユリやカサブランカ)

5、トゲや毒があるもの(彼岸花やシャクナゲ)

まず、1つ目の五辛には仏教で禁忌の食べ物とされいるものが含まれているからで、

2つ目のナマモノは仏教では殺生が禁止されているからです。

3つ目の常温で溶けてしまうものは、チョコレートや飴などが溶けてお仏壇を汚してしまう危険があるからです。特に夏場はご注意ください。

4つ目の匂いが強いものは線香の匂いの妨げになるからと考えられているからです。しかし、最近では香りの強い花をお供えする事が増えてきています。

5つ目のトゲや毒があるものは、毒がある花は死を連想させるため。トゲは仏教では血は穢れとされているので、流血の可能性があるものは避けられています。

最近では、故人様が生前に好きだったものをお供えする事が増えてきていますので、ご紹介したものは気をつけた方がいいかなぁぐらいの気持ちで思って頂けたらと思います。