葬儀社で働く人たち

葬祭部の広田です。

葬祭部の求人について考える立場になり、どんな人がこの仕事に向いているのかを考えることがあります。世の中には様々な業種があり、資格や免許を求められる場合があります。
葬祭事業に関する資格でいうと葬祭ディレクターがあり、各宗派ごとの知識や、葬儀の進め方に関する知識、また歴史などを勉強して取る資格です。

では、この業界で働く為にこの資格が必要かというとそうではありません。実際、もみじのスタッフでも取得していない者も多数いますし、取得を強制するつもりもありません。日々の業務で必要な知識は十分身に付けられます。特にもみじの場合は山南町内のことが分かれば十分です。

そして葬祭業に勤める方の平均年齢は41歳になります。年齢関係なく始められる業種なので、どこの葬儀社も募集年齢は幅広く設定しています。しかし18歳の子が入社したとして将来はとても有望ですが初めは苦労するかもしれません。というのも喪家側からしたら10代や20代前半の子が担当となると「大丈夫かな、ちゃんとやってくれるのかな」と考えてしまうからです。もみじでも実際にそれに近い話があり、20代の子が担当として当家にお邪魔したのにもかかわらず「担当者はいつ来てくれるんですか?」と言われてしまいました。本人はショックを受けていましたがそれでも最後までしっかりと担当を務めて、当家からも感謝の言葉をいただけて安心していました。年齢で苦労することと言えばそれぐらいです。

そして偉そうな話で申し訳ないですが、私が思うこの仕事に向いている人(性格)は「人の為に一生懸命になれる人」これに尽きると思います。この点でいうと今いるスタッフは全員あてはまる人達ばかりなので安心して任せられます。親バカならぬ上司バカかもしれませんが(笑)