コロナ後の葬儀

葬祭部の門脇です。

5月に新型コロナウィルス感染症は「5類」に引き下げになりました。これから様々な規制は緩和されていきます。そして山南町でもコロナ禍では家族葬がほとんどでしたが、最近は一般葬が着実に増えてきています。コロナが長引いたことにより地域の方も家族葬に慣れ始めていましたし、私自信もコロナが収まっても、このまま家族葬が主流になっていくと思っていました。ですが、予想以上に一般葬を希望される方が増えてきました。ご近所のお付き合いが少ない都会とは違い、山南町では自治会や町内の方とお付き合いが深いからかもしれません。

家族葬は、近親者のみでゆっくりお別れができるというメリットがあります。しかし、参列できなかった方々が「お別れができなかった」とトラブルになるケースもあります。また葬儀に参列できなかった方が、ご自宅に訪問されて対応が大変ということもあります。

一般葬のメリットは、故人様とお付き合いがあった方がきちんと最後のお見送りができることです。家族葬に比べて、参列者が多くなるので、その対応でゆっくりとお別れすることが難しいかもしれません。ただそれに対しては、通夜をご自宅でお別れの時間を設けることも出来ます。一般葬も家族葬も、それぞれメリットとデメリットがあります。