初詣

葬祭部の杉上です。

喪中の方は、新年の神社・仏閣へのお参りを控えるようにと聞いたことが有ります。

神社とは『神(かみ)の社(やしろ)』のことで名の通り神社です。
仏閣とは『仏(ほとけ)の閣(たかどの)』のことでお寺のことです。

「死」に対しての考え方が神社とお寺では違います。
神社の場合、死は「忌み嫌うもの」「不浄なもの」でありケガレと考えます。そのため神社のお社の中では葬儀は出来ません。ケガれている間は鳥居をくぐることはNGとされています。
お寺の場合、死はケガレでは有りません。お寺の本堂を利用して葬儀もしますし、初七日法要、四十九日法要もします。喪中であろうとなかろうと、本堂に祭ってある本尊に手を合わせてお参りすることは大切なことです。とくにお正月には旧年の感謝と新年のご挨拶をするのが大切とされていますから、喪中でもぜひお参りには行ってください。