葬儀後の弔問の仕方

葬祭部の杉上です。

弔問とは故人を偲び、そして遺族にお悔みを伝えに行くためのものです。
通夜や葬儀・告別式に参列できなかった場合、後日に故人宅へ伺います。その際、何より気を付けなければいけないのは、自分の気持ちよりも遺族への配慮を大切にするということです。
弔問そのものは行くタイミングが決まっているわけではありません。葬儀後から49日の間に伺うのが一般的ですが、葬儀直後は遺族にとって様々な手続きで慌ただしいため、葬儀後1週間くらい経ってからの方が良いでしょう。そして、あらかじめお伺いする日を相談して、遺族のご都合に合わせましょう。
ご自宅に弔問する時は、紺やグレーと言った落ち着いた色合いの平服で伺うのがおすすめです。弔問というと喪服や黒い服のイメージですが、遺族側が普段着で弔問客を迎えている中に喪服で行くと、弔問側の格が高くなり、逆に失礼になります。遺族は精神的にまだつらい中、日々の生活へ戻る努力をしている時期ですから、葬儀を連想させるような服装や、また派手なアクセサリー類は避けましょう。ただし、お数珠は忘れないように注意してくださいね。