娘に送る母の気持ち

葬祭部の義積です。

友人が娘の一人が遠方の勤務先になるきっかけに、いつ帰ってくるか分からないと考え、今のうちに3人の娘さんに自分の貴金属を贈ろうとしていると聞きました。自分の婚約時に送られた婚約指輪、パールのネックレスなどを今風にリフォームして娘さんに贈られるそうです。普段の生活では貴金属は付けないとはいえ、大切な物を娘に残す気持ちと、贈られる三人の娘さんとは温度差があったそうです。全てにおいて話す機会が無く、自分の気持ちが伝わらないからこの先不安とのことでした。
私は友人にエンディングノートを勧めました。「書くのは難しい?」との問いに「全て埋めようとせず、気軽に書いたらええよ」とアドバイスしました。エンディングノートは法的効力はありませんが、残された家族が困らないようにする為に必ず役立つ項目があります。エンディングノートを書きながら家族で話すきっかけになれば良いかと思います。