脳のトレーニング

葬祭部の広田です。

7月12日にもみじ市民ホールで寄せ植え教室が行われました。
皆さん楽しそうで、盛りあがっていただいて良かったです。
普段このようなイベントを行う前に少し時間を頂いてお葬儀や終活の話をしているのですが
今回の講師に任命された私はまだ葬祭部に入って1年程度ですので皆さんに葬儀についてお話しできるような
知識や経験がありません。
そこで自分に何が伝えられるかと考えた時に「脳トレ」が浮かびました。
母親が介護施設で働いており、そこで脳トレになるクイズや体操をすると盛り上がると聞いていました。
さらに以前話しましたが私は元々ゴルフを一生懸命やっていた人間ですのでスポーツする上での脳の使い方などには自信があります。
想像力、推理力を養うクイズと実際に手と指と脳を使った運動神経、反射神経を養う遊びを皆さんに行って頂きました。
盛りあがったかはさておき、私はとても大切な時間だと思いました。
脳は使わないと衰えます。
テレビを見ていて「あれ?この女優さん名前なんやったっけ?」とか普段の生活で「あれどこにしまったっけ?」と
いうことがありますよね?
そういう時は思い出すように頑張ってみてください。結果的に思い出さなくても思い出そうと頑張って考えている時というのは
脳が頑張っている時です。最初から思い出そうとせずに何も考えないと脳は何も考えないので衰える一方です。
運動神経や反射神経も同じように使わないと衰えます。
運動神経は脳に「このくらいの力で身体のどこどこを動かしたい」をちゃんとコントロールするために必要で、
反射神経はその考えを脳へ伝達し脳が身体へ「こう動け!」という指示を送るスピードのことを言います。
この伝達が上手く早く行えないと「つまずいた時にこけないように足を出して踏ん張る」「怪我を最小限に抑えるような体制をとる」
が咄嗟にできません。
おそらくスポーツ選手の中で想像力に優れていてさらにこの反射神経と運動神経が優れているのは卓球選手ではないでしょうか。
相手がかけているボールのスピンを瞬時に想像(判断)してそれを上手に打ち返す打ち方を考え、脳がその打ち方を再現するように
身体に命令をして足を動かしながらそのフォームで打ち返す。この間1秒もないですよね。
囲碁、将棋、麻雀などの手と頭を使うのも良いでしょうが、実際に身体を動かしながら考えるのも私は良いと思います。
ただこの時期ゴルフはあまりお勧めしません。暑すぎる中のゴルフは危険ですので。私も夏はほどほどにしています。