「家族のため」と 「自分のため」

葬祭部の杉上です。

エンディングノートとは、人生の最期に備え、家族や友人に伝えておきたいことや必要な情報を書き記しておくノートのことです。

2009年終活という言葉が生まれ、その中の活動の一部にあるのがエンディングノートです。終活=エンディングノートと聞くと「最期(死)」に焦点が当たりがちですが、死後のことについて家族に伝えることだけが目的ではなく、より良い日々を過ごすために自分がどう生きるかということを探ることも目的です。エンディングノートにはたくさんの項目が有りますので、書いていくことで自分の人生について見つめ直すきっかけにもなります。

先日の方は、打合せ中に故人様が書かれたエンディングノートを持って来られました。約10年前に書き始められたようで、ご兄弟のこと、ご主人のこと、お子さんのこと、お仕事のことなどが細かく記されていました。そして自分のお葬式の希望あり、その内容を尊重しつつ葬儀の打合せをすすめました。

エンディングノートの中には、故人様が〝人生を振り返って〟っという題名で便箋に書かれた手紙が入っていました。手紙の最後には

と書かれていました。

定年退職後、多くの趣味を楽しまれ人生を謳歌された故人様、ご家族のことを思いながら書かれていた姿が目に浮かびます。