彼岸花

葬祭部の義積です。先日は佐用町の風鈴寺で有名な光明寺さんに今年も行ってきました。色とりどりの風鈴が奏でる音色はとても心地よいものでした。また可愛いフクロウの置物が境内に所せましと置いてあり、どこを向いてもワクワクする空間でした。こちらは9/10までされています。またホルモンうどんの美味しいお店がたくさんありますよ。是非ドライブがてら行かれてはいかがでしょうか。

さて、お盆を過ぎて秋のお彼岸頃になると、田んぼや畑の縁には、鮮やかな赤色の彼岸花が咲きます。私は子供の頃からこの花が大好きで、よく花束にして遊びました。しかし、母に家の中に持って入るなと言われ、持って帰ることができず残念な思いをしていました。母には家の中に持って入ると火事になると教えられしたが、強い毒があったため子供が食べないようにする知恵からきていたからかも知れません。

田畑の畔道で見られるのは、畑を荒らすモグラややネズミなどの対策の為に人為的に植えられたものです。また墓地で見られれるのは、昔は土葬が多かったため、ご遺体を動物から守るためです。このようなことから、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)ど、怖いような別名もあります。

たくさんある別名の中でも曼殊沙華(まんじゅしゃげ)が有名です。古代インドの言葉サンスクリット語で、「天界に咲く花」という意味だそうす。「おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる」とされ、縁起の良い花なんですね。彼岸花が好きな私は、ますますこの花が大好きになりました。

彼岸花は赤色のイメージがありますが、赤色以外にも白色、黄色の花もあります。この辺りでは多可町中区の間子地区で3色同時に楽しむことができますよ。それぞれの季節にその季節にしか見れない風景を楽しむことができるのは、幸せなことですね。