お地蔵様の役割

葬祭部の板垣です。

皆さん、お墓の入り口や道路の脇にたたずむお地蔵様を見られた事があると思います。

お地蔵様は正しくは「地蔵菩薩」といいます。命を育む力を持つ大地のように、大きな慈悲の心で苦悩する人々を包み込み、救ってくれる存在だとされています。地蔵菩薩には六道(餓鬼道・畜生道・地獄道・人道・修羅道・天道)から人が死後に生まれ変わる6つの世界の苦しみより仏様に変わって救済してくれると言われています。

地蔵菩薩は、奈良時代には存在していたとされています。ですが、この時代にはあまりメジャーではなかったようで人々に広まり始めたのは平安時代末期。浄土教が流行った事によって、人々が地獄を恐れる風潮が強まった為だとされています。室町時代以降には日本古来よりある道粗神と習合した神仏集団として扱われるようになり更に信仰が広まりました。

ですので、道路の脇にたたずむ地蔵菩薩にはその土地を悪い物(疫病など)から守る為に祀られているものが多いです。お墓の入り口の地蔵菩薩には、六道の苦しみから救済を求める為に祀られています。

この記事を閲覧されて、お地蔵様に親しみを持って頂ければ幸いです。