夜伽

葬祭部の杉上です。

「夜伽」
何と読むかご存じですか?
「よとぎ」と読みます。
夜伽(よとぎ)には、一晩中近くにいるという意味があります。かつてお通夜は、夜通しでおこなうものとされていました。ご遺体の近くで故人を偲び、線香やローソクの火を絶やさないように寝ずの番をしました。こういった風習に関しては、諸説あります。故人が寂しくないように、魔除け、あの世に行く道を照らす、死臭によって獣が集まって来ることを防ぐなどです。
今は夜通しで寝ずの番をされる方は少ないです。また、突然のことでお疲れでしょうから、巻き線香や24時間もつローソクを用意しますので、お布団を敷いてしっかりお休みください。