三月またぎ

葬祭部の杉上です。

亡くなってから四十九日法要まで、月を3つまたぐ『三月またぎ』は良くないと、聞いた事が有ります。
理由は「四十九」を「始終苦(しじゅうく)」と、「三月」を「身付き」と読み、この2つを合わせて「始終苦しみが身につく」という語呂合わせから来ています。この語呂合わせから、不幸ごとが「身に付く」から、亡くなられてから法要まで月を3つまたぐのは良くないという、昔からの言い伝えのようです。
1ヵ月は2月を除いて30日か31日ですよね、49日が3ヵ月にまたがらないようにということを考えたら、毎月13日ぐらいまでに亡くなった方以外は絶対に3ヵ月にかかります。30日や31日に亡くなられた方は35日でも3ヵ月にまたがってしまうことを考えると、ただの語呂合わせだとよくわかります。
実際に法要の日は、ご親族様が集まりやすい日でお寺様と相談されて決められています。
『三月またぎ』を気にされるより、49日間はご供養の大切な期間ですから、故人の事を思ってお参りされることを、おすすめします。