供物供花について

葬祭部の山下です。

ご葬儀の際、多くの場合、故人様への感謝の意を表し、お花や灯籠または盛籠を祭壇にお供えします。今回は、このような供物供花についてご紹介します。

祭壇にお供えする物を「供物(くもつ)」、お供えするお花を「供花(きょうか)」と言います。

供花は綺麗に整えた生花を脚のついた台に乗せた形のものです。

供物にはいくつか種類があり、灯籠(とうろう)や仏前灯、蓮華(れんげ)等の飾り物と乾物や調味料、お菓子等を籠に盛り合わせた盛籠(もりかご)があります。

こういったお供え物には、祭壇周りが華やかになるということだけでなく、例えば灯籠や仏前灯の明かりを灯すものは、故人様のこれからの旅路を照らしてくれる道しるべの意味があると言われています。

また、お供え物1つ1つに名札をつけて、血縁関係の濃いご親族様から順に祭壇横に並べさせていただきます。

では、実際に葬儀においてお供えをご準備する際ですが、自治会様やお勤め先の会社関係、ご友人様方はそれぞれの方から当ホールに直接ご注文いただき、取りまとめいたしますが、ご親族様のご注文分については、当家の方で取りまとめていただく必要があります。

葬儀の打合せの際には、実際にパンフレットを見ていただきながら、決めていただくのですが、種類や価格帯も選択肢があるなかで、

「お花はどれくらいの数を頼めばよいのか」

「誰に何をしてもらえばよいのか」

「名札の順番(血縁関係の順)はどう決めればよいのか」

など、たくさんのご不安があって当然だと思います。

こういったご不安に対して、もみじ市民ホールでは当家の方のご負担がなるべく軽くなるように、スタッフがご当家の御意向に沿った形で葬儀の規模やプランに合わせてご提案させていただきますので、安心してご相談ください。