母の十三回忌

もみじ市民ホールの義積です。すっかり桜の季節になりましたね。
先日母の十三回忌を行いました。母は桜の季節に発病し、一年後に亡くなりました。法要当日は菩提寺のお寺様と私と兄の三人の法事でした。
法要の後にお寺様がお話されました。「法要は、普段会えない者同士が顔を合わせ、ご先祖様や故人様に手を合わせること。ご先祖様の前で自分は正しい生き方をしたかどうか自分自身を見つめ直すこと。」とおっしゃいました。
法要は故人を偲び、冥福を祈るために営むものです。故人があの世でよい報いを受けてもらうために、この世に残された者が供養をします。十三回忌は命日から満12年経った年に行います。十三回忌以降は、3と7の回忌法要があり、三十三回忌か五十回忌法要で、弔い上げとなります。弔い上げをすることで、故人の霊は先祖となって、子孫を守ると考えられています。
私の両親はこの世にいませんが、桜の季節には母を思い出し、雪の季節には父を思い出します。何年経っても思い出は色褪せる事はありません。法要でなくてもその季節には、亡くなった人を思い出しますね。