友引ってなに?

新年あけましておめでとうございます。

葬祭部の横田です。
クリスマスが終わって、お正月ムードもそろそろ落ち着いてきて、そろそろ成人式。
早い所はもう終わったのでしょうか。
年末年始はイベントがたくさんあります。
あと最近はハッピーマンデーとか、プレミアムフライデーなんて連休を少しでも取ろうとする動きや、休日に挟まれた平日は国民の休日というお休みになるというお話や、ゴールデンウィークは天皇即位の関係ですごく長くなるなんて夢のあるお話もちらほらと・・・。
この時期になると、どこかへ行くと何かしらのカレンダーが手元に増えてしまいますが、カレンダーをじっくり見た事ってありますか?
もう今では小さく小さく書いてあったり、書いてないカレンダーもあるのですが、六曜ってご存知でしょうか。
元々はその日の吉凶を占うもので、つまりこの日は良い日だから何をしてもいい日になる!とか悪い日だから何もしないほうがいい…というのを暦で決めていたようです。
今でいう星座占いみたいなものですね。
両極端な大安と仏滅ぐらいは誰しもが聞いた事があると思います。良い日と悪い日ですね。
先勝、先負は先手を打てば勝つ。先手を打てば負ける。文字のままです。
赤口はちょっとなんだったか覚えていませんが、そんなに深い意味はなかったと思います。
家を買うなど大きな買い物をするなら大安吉日。
仏滅は物が無くなるという意味があるので買い物には向いていないと言われています。
ただリセットして白紙に戻す。という意味だったら新しい事を始めるには良いかもしれません。
あまり六曜なんて気にすることはありませんが、お葬式で気にする六曜は友引です。
友引は勝負がつかない日、共に引く、友と引き分ける。という日ですが、友を引く。友の死に引かれてしまうという説があります。
元々友引の日にそんな意味はありませんが、やはり一般的に浸透してしまっていると、ずーっと勘違いしたままの方もいらっしゃるので、「友引にお葬式なんて非常識」という考えの方も少なくはありません。
だから友引の日は避ける方が多いですが、そんな日でも一日中そうではなく六曜は午前午後で吉凶が変わることがあります。
友引は、朝晩は吉と言われ、昼はあまり良くはない日といわれています。
ただ、友引は友を引くという説はあまりにも広がっていて、地域によっては友引を休みに指定している火葬場もあるので、友引の次の日に葬儀をする方もいます。
ちなみに丹波市の火葬場は年始の1月1日、2日以外は空いています。
夜のお通夜や午前中のお葬儀なら気にしなくて済むので、もし急な事があって葬儀をしたい日が友引だった場合は考えてみてくださいね。