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「涙」の香典袋

2018
02/09
葬祭部の瀬川です。

先日、祖母の香典袋の整理をしていると素敵な香典袋に出会いました。
香典袋は一般的に表には氏名、裏面には住所や金額等が書かれています。
香典を香典袋に入れると、シールやのりで袋を閉じますよね。ほとんどの方が「〆」で袋を閉じています。
その中に一つだけ袋の口が「涙」と書かれ締められていました。

仕事柄、香典袋を見ながら香典帳の入力をすることがありますが、「涙」と書かれた香典袋を見たのは初めてでした。
名前を見ると私の知らない方でしたが、「涙」の文字から祖母と仲良くしていた方なんだろうと伝わってきます。
悲しみの中でも、温かい気持ちになりました。

散華

2018
02/08
ダウンロード.png葬祭部の広田です。

今回は「散華」についてです。
お寺様の作法の1つですが葬儀の際に華に見立てた紙のようなものを
ひらひらひら~と式場に撒かれます。
初めて見た時は何事だとびっくりしましたが興味があったので調べてみました。
作法の意味は「華の香りで道場を清め仏を賛美する行事およびその声明」らしいです。
山南町内のお寺様でこの作法をされるのは常勝寺さんだけで山南町唯一の天台宗です。
天台宗の多い地域の方には一般的なお話だったかもしれませんね。

天冠

2018
02/02
葬祭部の杉上です。

最近はあまり見なくなりましたが、子供の頃にテレビやマンガで幽霊と言えば三角の白い布が額に付いていました。

幽霊que-13156654608.jpg

この三角の白い布は天冠(てんかん、てんがん)と言って、死に装束の一部です。「経帷子(きょうかたびら)」と言われる白い着物を着て、手には手首をお守りする手甲(てこう)、脚にはすねをお守りする脚絆(きゃはん)を付けます。頭からは頭陀袋(ずだぶくろ)を下げ、その中には三途の川の渡し賃である六文銭(ろくもんせん)を入れます。
六文銭はもちろん紙に印刷されたものです。
天冠は本来は額に付けますが、表情が変わって見えてしまいますので、頭陀袋の中に一緒に入れて持って行ってもらいます。


この天冠は三角の白い布だけのことをさすわけではなくて、高貴な方がつける物とされていて、お雛様の頭に付いている冠も天冠と言いますし、能の装束のひとつにも天冠があります。

お雛様hinamaturi01.gifのサムネイル画像

能の場合、高貴な役柄の人がかぶるものとして使用されたり、神様や天女などを表現するために使用されたりしているようです。そこから、亡くなった人を最後は高貴な姿で送ってあげたい、という昔の人の思いが込められているのかもしれません。

他にも、閻魔大王様に失礼にならないように冠を付けて正装する、という説も有ります。

念仏の種類

2018
01/29
葬祭部の広田です。

皆さん「念仏」はご存知ですよね?
しかしその念仏にも種類がいくつか存在することはご存知でしょうか。
仏の理法を称える「法身念仏」、仏の徳を称える「観念念仏」、仏の名と帰依を称える「称名(唱名)念仏」。
他にも臨終に際して称える念仏があり「臨終念仏」と言われます。
臨終念仏は死者の死に臨んで死後の浄土を願って称える念仏です。
お経と念仏は一緒だと思われがちですが、お経は仏の教えそのものですので念仏とは全くの別物です。
一般的に念仏と呼ばれているのは称名念仏で、仏を念じる時に口にする言葉です。
仏の姿や徳を心に思い浮かべて仏の名を口にし「自分は心身ともにあなたに捧げ全ての拠り所とします」と念じます。
浄土教ではこの念仏を称えることによって浄土へ導かれるとされているので、信者達は浄土へと救済されるべく
熱心に念仏を称えているのです。
「なんまいだ」という表現を聞いたことがあるかもしれませんがこれは「南無阿弥陀仏」が崩れた言い回しで意味は同じです。
念仏は宗派によって違いがあり「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」「南無釈迦牟尼仏」「南無大師遍照金剛」「南無摩訶毘盧遮那仏」などがあります。
ちなみに我が家は浄土真宗ですのでよく耳にするのは「南無阿弥陀仏」です。

祖母の葬儀

2018
01/22
葬祭部の瀬川です。

先日、祖母が亡くなりお葬式を執り行いました。
元々重い病気を患わっており、病院へ通って検査をしては入院...。ということを繰り返していました。
昨年末に入院してからは、お医者様より「もうあまり長くない」とお聞きしていた為、毎日病院へ通いました。
病院へ通う中で、お葬儀の話も祖母としました。
入院をしている祖母にお葬儀の話をするのは酷ではないかなとは思いましたが、私の仕事を祖母はよく理解してくれていました。
祖母はまだ元気な時から「家族葬でええ」と言っていましたが、「家族葬だったら、色々な人にお別れをしてもらえないし、家族葬だからと言って安いわけじゃないよ」と伝えると一般葬で納得してくれました。
そこからどんな祭壇が良いか、遺影写真の背景や亡くなった時に着せてほしい着物のこと、お棺に入れてほしい物の事等の話をしました。

いざ祖母が亡くなると大忙しです。
祖母と既にお葬儀の話はしていた為、プランも決まっていましたし、着せるお洋服も完璧です。
父にも予め、もしもの時の為に「親族さんの連絡名簿」を作るようにアドバイスをしていた為、亡くなってからは本当に確認作業のみでした。
何も準備がない状態でのスタートと、予め準備をした状態でのスタートでは天と地ほどの差があります。
しかし、事前準備をしていても大忙しでした。お通夜までには丸1日の時間があったにも関わらず時間が足りない!と思うことが多くありました。
丸1日あってもそのうちの大半は、お家にお参りに来られる方の対応でした。

お通夜、お葬儀の日には祖母のお友達やご近所さん、沢山の方にお別れにきていただきました。
お別れに来られる方を見ていると、やっぱり一般葬にして良かったなと心から思いました。
事前準備として祖母とお葬儀のことを話し合い、希望を聞いていたからこそ叶えられたことは沢山あります。
祖母とお葬儀の話をしていなかったら、亡くなってからどんな服装で旅立ちたかったのか。遺影写真はどんなものが良かったのか。何も分からないままのお別れでした。
祖母と話をしている最中、「亡くなってから慌てないように事前に話をしよう」ではなく、「祖母の希望をなるべく多く叶えてあげられるように話をしたい」という気持ちでした。
皆さんもそんな気持ちで事前準備を始められるのも良いかもしれません。


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